CData チームは、Sync のユーザーエクスペリエンスとユーザーインターフェース(UX / UI)を改善する継続的な取り組みの一環として、CData Sync の新バージョンのリリースに熱心に取り組んできました。CData Sync のプロダクトディレクターJaclyn Wands が、エンタープライズユーザー向けに直観的でシームレスなエクスペリエンスを生み出すためにチームが行った主な改善についてお話します。
※本記事はCData US ブログ Q&A with Director of Product Management Jaclyn Wands: The Voice of the Customer Defines the User Experience for CData Sync の翻訳です。
1. CData Sync V23リリースにはどのような新機能が含まれていますか?
Wands:私たちは、見た目だけでなく、すべてのユーザーにとって完全にアクセシブルで快適なエクスペリエンスを実現するべく、UX / UI の改善に取り組んでいます。製品チームは、アクセシビリティガイドラインに従って、明確でガイドラインに準拠したインターフェースを提供し、レプリケーションジョブの可視性の向上、変換メニューのシンプル化、分析ダッシュボードの改良など、ユーザーがツールに費やす時間を減らして、組織の価値を高める時間を増やすことができるようなアップデートを実施しています。
それだけでなく、エンタープライズレベルのパフォーマンス機能も強化しました。Sync のパイプラインを使用して大量のデータを移動する企業をサポートするために、製品のパフォーマンスの合理化に注力しました。例えば、レプリケートエンジンを完全に再構築し、ユーザーインターフェースの読み込みを高速化してパフォーマンスを向上させ、ページの読み込み時間を大幅に短縮しました。また、Kafka、Oracle、Google Analytics 4のスキーマサポートも強化しました。目が回る忙しさでした!
2. このようなアップデートの背景には何があったのでしょうか?
Wands:お客様の声です!私はCDataで、このようなレベルでユーザーリサーチができたという事実を本当に誇りに思っています。私たちはユーザーの声を聞き、それに耳を傾けました。お客様を開発プロセスに巻き込んだのです。ユーザーインターフェースをただ再設計してお客様が気に入ってくれることを願うだけではありませんでした。開発サイクルの中で、お客様の声をUX テストに反映させ、お客様のニーズに合うようにアイデアを調整しました。製品開発サイクルでは通常見られないことですが、私たちは約95%のお客様にインタビューを行い、フィードバックを集めました。それが非常に役に立ちました。
今では、四半期ごとに新たな改良を加えて市場に出すたびに、すでに製品を見たり触れたりしたお客様が、変更点だけでなく、お客様から得たフィードバックを私たちが実現したという事実に胸を躍らせてくださっています。
3. 新しいインターフェースについてお客様からのフィードバックをいくつか共有していただけますか?
Wands:皆様とても率直で、ツールの新しい見た目と操作感がとても気に入っているという反響が大きかったです。ツールがより整理され、使いやすくなり、使用している他のアプリケーションに似ていると感じたため、学習曲線が低くなっています。新しいインターフェースはとても使いやすくチームに使い方を教える必要さえない、というあるお客様からの言葉が印象に残っています。
新しいインターフェースの改善点について詳しくはこちら!
4. CData Sync の今後の展開について教えてください。
Wands:私たちのゴールは、お客様がSync に費やす時間を減らすことです。私たちの使命は、ツールが直観的で高速かつ簡単にナビゲートでき、お客様がスムーズに使え、ほかのことに時間を費やせるようにすることです。心からそう思います!私は教育を受けたデータサイエンティストなので、データをいじる作業がどれだけ時間がかかることかを知っています。ですから、このようなデータパイプライン並列処理を実行し、その上で変換を実行して消化しやすい分析が行えるという信頼は、非常に価値のあるものなのです。
次の四半期リリースでは、大量データをロードしてSync にパイプするお客様をさらにサポートするために、エンタープライズレベルの機能を多数リリースします。ユーザーが作成した特定のオブジェクトにカスタムラベルを追加することで、アイテムを整理したり、すべてのマテリアルを便利なビューで表示できるようになるでしょう。また、管理者ユーザーがアイテムを取得し、特定のワークスペースに割り当て、それらのワークスペースをエンドユーザーに割り当てることで、プライベートまたは制限されたアイテムにアクセスすることなく、自分にとって重要なアイテムだけを見たり作業したりできるようにするなど、さらなるガバナンスコントロールを実現します。
新しいユーザーインターフェースとエンタープライズ向けの大きな機能を今年中にリリースするという、まるでワンツーパンチのようなこのフェーズに私はとても興奮しています。まさに、ツールのレベルアップです。
CData アドバンテージ
CData Sync は、パワフルで直観的なETL / ELT データパイプラインを、あらゆる業界の皆様に提供します。ぜひ一度お試しいただき、以下のようなCData のアドバンテージをご体感ください。
- オンプレミスでもクラウドでも、エコシステム全体にデータをレプリケート
- 270+ のコネクタを使って、好きなときに好きな方法ですべてのデータを移動
- データパイプラインを一度構築すれば、オンプレミスでもクラウドでも、どこにでもデプロイ可能
- ニアリアルタイムな差分更新とCDC 機能で、データ移動を自動化
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