#Burikaigi 2021 Online 参加レポート

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こんにちは。CData Software Japan リードエンジニアの杉本です。

今回は冬のIT系勉強会の風物詩、Burikaigi 2021の参加レポートをお届けしたいと思います。

toyama-eng.connpass.com

例年であれば、北陸のどこかでみんなで集まって、勉強会をわいわいやって、美味しいブリを食べるという、大人の修学旅行的な Burikaigiですが、今年はさすがにこの状況なので、オンライン開催となってしまいました。

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でもちゃんとブリしゃぶはしないといけない! ということで、今回Buriは事前にOnline通販で注文して、各自のおうちでしゃぶしゃぶする!という実施方法になっています。

ブリしゃぶは松本魚問屋さんからBurikaigi特別プランを注文させていただきました。ありがとうございます!

matsumoto-uodonya.co.jp

ちなみに、CData Software Japanは自身も仙台・地方の一IT企業ということもあり、地方コミュニティ勉強会の活性化を応援するべく、毎年この勉強会のスポンサーをしています!

スポンサーセッションでは、「クラウド時代のデータアクセス仮想化とは?」と題して、プロトコルの持つエコシステムの価値をルームシロエビ(.NET・Microsoft系テクノロジーのルーム)でお話しました。

speakerdeck.com

それではざっくりと各セッションの振り返りです。

キーノート「.NET 最新アップデート ~ .NET の過去、現在、そして未来 ~」 井上 章 氏 @chack411

毎年恒例、マイクロソフト井上さんの正式リリースされた .NET 5 を含む、.NET の最新情報とロードマップ!

One .NET Vision に向かって、プラットフォームそのものから、UIなども含めて統合していく流れを感じるセッションでした。

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個人的に驚きだったのは、BlazorプロジェクトがデフォルトでPWA構成できるようになったことですね・・・!

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あと、HTTP REPLというOpen API Specを取り込んで、コマンドでAPIテストを実施できるライブラリを知ったのは収穫でした。今度使ってみようと思います。

docs.microsoft.com

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www.slideshare.net

「Visual Studio 2019 知っているか!? この機能」森 博之 氏 @hiroyuki_mori

森さんからは、 .NET 5のリリースと同時期にリリースされた Visual Studio 2019 v16.8とv16.9 Previewの機能をひたすら解説するセッション。

Pasteしたコードのusing補完やセミコロンでIntelliSenseの確定ができるようになったりと、地味ながらもコーディングの生産性を向上させる機能が出てましたね。

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あと、テストが完了・失敗した際に、それを知らせるサウンド機能が追加されたのが驚きでした。失敗した時の音が、でろんって感じだったのがなんだか面白いですね。カスタマイズできないのかな?

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www2.slideshare.net

「xin9le の職が危ない!? Power Platform を使ったVSの自動化」吉田 大貴 氏

吉田さんの、Power Platform によるアプリ開発 VS xin9le さんのアプリ開発バトル!(朝の11時に対決を依頼したらしい)

ライブで経費精算アプリを作り始めるというなんともにぎやかなセッションでした。

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最終的にはローコード VS プロ開発者というわけではなく、コラボレーションしながら、アプリ開発を行っていけるところ目指す感じですね。

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「Dynamics 365 今年も北上中! ~ バラバラ殺データ事件に遭遇しないために ~」吉島 良平 (室長) 氏@navisionaxapta

毎年恒例、室長こと吉島さんの Dynamics 365 セッション。

それぞれのシチュエーション別バラバラ殺データ事件の課題と対応を解説!

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マーケティング vs 営業は古き良きバラバラ殺データ事件とか古くから存在しますよね。

あとはほんと、Dynamics365 X MRのソリューションが充実してきたなと感じました。実際の業務プロセスの最初から最後まで押さえつつ、MRの特性をうまく活用しているシナリオが多いのが良いですね。

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「C# ドキドキ ライブ コーディング!!」 石野 光仁 氏 @ailight / 鈴木 孝明 氏 @xin9le / 小島 富治雄 氏 @Fujiwo / 室星 亮太 氏 @ryotamurohoshi

最後は Burikaigi の目玉セッション、C#ドキドキライブコーディング!

オンライン開催ということで、どうなるのか? こちらもドキドキしっぱなしのセッションでしたけど、今年もめちゃくちゃ笑わせてもらいました。

特に2問目のVisual Studio の Live Shareをしながら、チームで分担してライブコーディングを行うのは新鮮で面白かったですね!

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タクシーの料金計算ロジックを組むという、冷静に考えればそこまで難しくないお題なんですが。

Live Shareで行うというオンラインならではのやり方、かつ今までの各自の戦いと違ったチームビルディングやプロジェクトの進め方みたいなところも加わって、各自のカラーを出しながら、みんな四苦八苦していたのがとても良かったです。

実際のプロジェクトの進め方にも通じるところがありますね。

締めのプログラム対決はWeb APIで実装したオセロのロジック対決!

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今までと違って、Azure functions の Web APIとしてそれぞれのプログラムがホスティングされており、お互いに干渉(チート)できないというルールで始まったこの戦い。

一番おもしろかったのは、じんぐるさんがこのルールの脆弱性を付いて、Web APIのRedirect処理を入れて、他のメンバーが作ったAPIのロジックを利用する! という構成を見せたところでした。

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「顧客が求めているのはチートではないか?」という名言もいただきました。今年も大変おもしろかったです!

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懇親会

メインとなる懇親会は各自でブリしゃぶを作って参加しました!

懇親会会場は、ZoomではなくSpatialChatというVirtual roomのような会場でそれぞれの人達との距離感も感じながらできるサービスで行いました!

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こんな感じで、LTも見ながら参加したり、集まって喋ったりしています。

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アイコンの距離が近い人同士で話せるというのが、仕組みとして面白かったですねー!

おわりに

ローカルイベントの代名詞とも言えるBurikaigi、Onlineになってどうなるかな・・・?とちょっと最初は不安でしたが、それを大きく払拭するとても楽しい勉強会でした!

とはいえ、来年こそは是非またみんなで集まって、鍋をつつきたいですね!

運営のみなさん、登壇者のみなさん、そして参加者のみなさん、ありがとうございました! 

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