はじめに
Box のExcel・CSV・メタデータをPower BI で可視化するには、CData Power BI Connectorが最適な製品になります。
しかしながら、「Box 内のどのようなデータをPower BI に連携させたいか」によって、選定いただく製品が違い、困惑されるお客様がいるかもしれませんので、本記事でCSV・Excel・メタデータの3つのデータパターンに分けて、最適なCData Power BI Connector をご紹介いたします。
なぜPower BIからBoxへのデータ連携にCData が必要なの?
Box のデータをPower BI で可視化するために、Box のCSV ファイルやExcel ファイルを手作業でダウンロードするやり方で、Power BI にレポート作成している方もいらっしゃるのではないでしょうか。CData Power BI Connector を使えば、「Box内のファイルをダウンロードしてPower BI にデータを反映する」部分を省略して、シームレスに連携させることができるようになります。つまり、毎回手作業でBox内のファイルをダウンロードしなくても、Power BI からBox内のファイルのレコードデータを直接読みにいき、さらに作成したPower BIのレポートは、Power BI上の「更新ボタン」をクリックするだけで最新化されるようになります✨
それでは、データの種類別にどの製品がマッチするか見てみましょう!
1. Box 内に格納されているCSV ファイル
Box 内に格納されている、CSV のレコードの例です。
例えば、例のようなBox 内に格納されたCSV のレコードをPower BI から取得するには、CData CSV Power BI Connector が最適です。Box に格納されたCSV に直接データを読みにいっているため、CSVコネクターでのご利用となります。
〇製品
CData CSV Power BI Connector
〇30日間の無償トライアル版をダウンロード
https://www.cdata.com/jp/drivers/csv/download/powerbi/
〇参考記事
クラウドストレージのBox 上のCSV ファイルを直接Power BI から連携利用:Power BI Connector for CSV
2. Box 内に格納されているExcel ファイル
続いて、Box 内に格納されている、Excel のレコードの例です。
例えば、上記のようなBox 内に格納されたExcel のレコードをPower BI から取得するには、CData Excel Power BI Connector をご利用いただきます。こちらもCSV同様に、Box に格納されたExcel に直接データを読みにいっているため、ExcelコネクターでBoxにアクセスしにいきます。
〇製品
CData Excel Power BI Connector
〇30日間の無償トライアル版をダウンロード
https://www.cdata.com/jp/drivers/excel/download/powerbi/
〇参考記事
Box 内のExcel をPower BIで直接読み取りPower BI上で作成したレポートを最新化する方法
3. Box のメタデータとファイルリスト
Box のファイルリストとBox のメタデータ情報を取りたい場合には、CData Box Power BI Connector が最適です。
まず、下記のようなBoxのファイルリストをPower BI で可視化することができます。
(参考)CData Power BI Connector for Box - データモデル
次に、Box では、メタデータを使用すると、Box 内のファイルに関連付けられるカスタム情報を定義して保存できます。
メタデータの使用 – Box Support
このようなBox のメタデータの情報を、Power BI から取得・参照・更新などして管理したい場合にも、CData Box Power BI Connector がマッチします。
〇製品
CData Box Power BI Connector
〇30日間の無償トライアル版をダウンロード
https://www.cdata.com/jp/drivers/box/download/powerbi/
〇参考記事
Box のメタデータをPower BI で可視化
追記:オンプレミスデータゲートウェイの利用はできる?
どのCData Power BI Connector でも、オンプレミスデータゲートウェイを使うことができます。
Power BI Desktop に作成したレポートを手動でPower BI サービスにパブリッシュしていた、という作業を、オンプレミスデータゲートウェイを利用することによって定期的に指定した時間にパブリッシュできるようになります。
(参考)Box 上のExcel ファイルをオンプレミスデータゲートウェイを経由して定期的にPower BI サービスにパブリッシュする | CData Software Blog
おわりに
上記のように、Box のどんなデータをPower BI で可視化したいかにより、最適な製品が異なります。
ご紹介したCData Power BI Connectors は、いずれも30日間の評価版を無償でご利用いただけますので、Power BI からBox へのデータ連携をご検討されている方はぜひお試しください。
ご不明な点がございましたら、こちらへお気軽にお問合せください
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