はじめに
CData 製品では、「Box 内のデータをどのようにデータ活用したいか」によって、ご利用いただく製品が異なり、ご利用シーンにわけた最適な製品がございます。今回は、弊社によくお問合せいただく代表的なシナリオについて4つご紹介いたします。
Box × CData Drivers で実現できること
Box はファイル共有アプリケーションです。Box には、統合可能なアプリが1,500以上あり(Box App Center | Powered by Box)、すでに豊富な連携先があります。弊社製品を使うと、さらにBox が標準でもサポートしていないツール(Power BI やAccess など)へのデータアクセスが可能になります。
1. Box 内のファイルをダウンロード・アップロードするには?
Box にはさまざまなファイルが保存されています。
Boxと他のクラウドストレージ間のファイル連携を自動化したいなど、Box 内のファイルを各種ツールにダウンロード・アップロードしたいとお問合せいただくことがございます。
そんなご利用シナリオのときには、システム間のファイル送受信を自動化可能なCData Arc が最適な製品になります。
〇製品
〇できること
- Box 内にあるファイルを各種ツールから双方向に連携することができる
- Box のコンテンツを各種ツールに連携する際に、連携部分を自動化することができる
〇参考記事
2. Box 内に格納されているファイルの"レコード"を取得して見るには?
Box 内に格納されたファイルのレコードを取得して見るには、ファイルのフォーマットごとにCData Drivers を使いわける必要があります。
Box 内に格納されている、Excel のレコードの例です。
例えば、例のようなBox 内に格納されたExcel のレコードをPower BI から取得するには、CData Excel Drivers をご利用いただきます。Box に格納されたExcel に直接データを読みにいっているためです。その他のBox に保管されているCSV、JSONなどのファイルについても同様に、CData Drivers は直接ファイルへデータを読みにいっています。
〇製品例
〇できること
- Box に格納されているExcel などのファイルのレコードを取得することができます。
- Power BI に連携させる場合、Power BI 上で更新ボタンをクリックするだけでデータが最新化されるので便利です。
〇留意点
- Box に格納されているファイルがCSV、JSON などのファイルのレコードを取得・参照・更新などしたい場合には、CData CSV Drivers、CData JSON Drivers をご利用ください。
〇参考記事
3. Box 内のファイルリストを参照するには?
Box を長年使っていると、フォルダに入っているファイルが昔の担当者でアクセスできなくなったり、誰がどれほどの容量を使っているのかわからなくなったりなど、データ管理が大変になってくるケースがあると思います。社内のBox ファイルリストを見て、どの人がどれくらいの容量を使っているのか、またBox 上にどんなファイルがあるのか確認したい場合には、CData Box Drivers が最適です。
CData Box Drivers では、下記のようなファイルリストを取得・参照・更新などをすることができ、情報を整理するのに便利です。
例えば、Microsoft Access から、 [Files]を取得すれば、いつ・だれが・どこで・どれくらいのサイズのファイルを作成したのかを一覧に出して確認することができます。
〇製品
〇できること
- 本製品は、Box のファイルの一覧表示やユーザー管理情報を、取得、参照、更新、削除することができます。
- ファイルリスト以外にも、フォルダやユーザー、グループメンバーシップなどさまざまな情報を取得することができます。
〇参考記事
4. Box のメタデータ情報を確認するには?
Box では、メタデータを使用すると、Box 内のファイルに関連付けられるカスタム情報を定義して保存できます。
メタデータの使用 – Box Support
Box に格納している契約書や見積書のデータが何個あるか/ 何があるのかBox のメタデータの情報を確認したい場合は、下記のように検索をかけていると思います。
そのようなBox のメタデータの情報を、各種アプリケーション・ツールから取得・参照・更新などして管理したい場合には、CData Box Drivers がマッチします。
〇製品
〇できること
- Box の取得できるテーブルのうち、[Metadata Templates] を選び、Box 内にあるメタデータの情報を取得や参照、更新などをすることができます。
〇参考記事
(本記事の「メタデータテンプレートの取得」をご確認ください。)
まとめ
上記のように、CData 製品でBox 連携をしたい場合、Box 上のどんなデータをどうデータ活用したいかによって、最適なCData 製品をお選びください。
ご紹介のCData 製品は、いずれも30日間の評価版を無料でご利用いただけます。Box 連携をご検討の方はぜひお試しください。
Box 連携についてご不明な点がありましたら、こちらへお気軽にご質問いただければうれしいです。お問合せをこころよりお待ちしております。
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