こんにちは。CData Software Japanの色川です。
先日、CData Arc の最新リリースとして 21.0.8126
の提供を開始しました。先月に続いてのリリースとなりますが、UI の使いやすさが強化され、新たなコネクタも搭載されました。この記事では、主な新機能についてご紹介します。
arc.cdata.com
最新リリースで追加・変更された機能の詳細については製品ヘルプのリリースノートをご覧ください。
cdn.arcesb.com
フローデザイナの自動保存
フローデザイナで、コネクタの配置操作やコネクタフローの設定操作が自動的に保存されるようになり、従来の「ワークスペースを保存」の操作が不要になりました。
これまで「XML Map へのフロー設定でワークスペースの保存を忘れてソースやデスティネーションに表示されない」というケースもあったかと思いますが、設定されたフローは自動保存され、XML Map 等でも適切に認識されるようになります。フロー設定をしている時のオペレーションが削減され、設定内容の意図しない消失などもなくなります。
フローデザイナのUndo/Redo
フローデザイナで、コネクタの配置操作やコネクタフローの設定操作がUndo/Redo できるようになりました。
Undo/Redo はキーボードショートカットでもサポートしています。
|
キーボードショートカット |
キーボードショートカット (Mac) |
Undo |
Ctrl + z |
Command + z |
Redo |
Ctrl + y |
Command + Shift + z |
フロー自体に関する操作がUndo/Redo の対象で、コネクタの設定は対象ではありません。またコネクタの削除はUndo することができません(ですので、削除操作の前に注意が促されます)。
自動保存とUndo/Redo のサポートで、より快適になったフローデザイナを試してみてください。
Amazon Marketplace コネクタ(β)
Amazon Marketplace はAmazon.com が運営する電子商取引プラットフォームです。今回のリリースでCData Arc にAmazon Marketplace コネクタ(β)が新しく追加されました。
sell.amazon.co.jp
これまでは、CData コネクタ + CData にAmazon Marketplace Driver で実現していたCData Arc でのにAmazon Marketplace 連携が、専用コネクタのリリースで、よりスムーズに実現できるようになりました。
もちろん、Salesforce コネクタなどと同じように 共有コネクション
など便利な機能が備わっています。Amazon Marketplace コネクタを使用すると、Amazon Marketplace から以下のモデルのデータを取得または更新することができ、Amazon Marketplace をデータフローに統合できます。
cdn.cdata.com
ShipStation コネクタ(β)
ShipStation はEC ストアの注文の同期、管理、配送を効率的に行うことができる配送ソリューションです。今回のリリースでCData Arc ShipStation コネクタ(β)が新しく追加されました。
www.shipstation.com
これまでは、CData コネクタ + CData ShipStation Driver で実現していたCData Arc ShipStation 連携が、専用コネクタのリリースで、よりスムーズに実現できるようになりました。
もちろん、ShipStation コネクタでも 共有コネクション
など便利な機能が備わっています。ShipStation コネクタを使用すると、以下のモデルのデータを取得または更新することができます。
cdn.cdata.com
おわりに
この記事では主な新機能をご紹介しましたが、フローデザイナ上での未送信ファイル数の表示など、細かな部分でも、より分かりやすく&より使いやすい製品へと改善・強化を続けています。
より使いやすくなったCData Arc をぜひ試してみてください。
リリースされた新バージョンに限らず、今ご利用されているバージョンについても、設定や利用方法などご不明な点があれば、お気軽にテクニカルサポートまでお問い合わせください。
www.cdata.com
この記事では CData Arc™ 2021 - 21.0.8126
を利用しています。
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