タブレットで使えるPOS レジとして有名なスマレジの商品マスターをExcel で一括編集してみます。
スマレジデータをExcel で一括挿入・一括変更
必要なもの
CData Excel Add-in for スマレジのインストール
CData Excel Add-In for スマレジをサイトからダウンロードします。30日の無償評価版があります。
www.cdata.com
CData Excel Add-In for スマレジ
.exe ファイルがDL されるのでクリックしてインストールを実行します。Excel が開いているとエラーになるので閉じておきましょう。
Excel Add-In とスマレジ連携設定
Excel を開きます。[CDATA]というタブができているハズです。クリックして、[取得元Smaregi]というアイコンをクリックします。
スマレジへの接続画面が画面が開きます。
スマレジ の接続設定は以下の通りです。
名前:任意の接続名
取得方法は以下の別記事に記載しています。
https://www.cdata.com/jp/blog/2020-01-08-113018
[テスト接続]をクリックします。接続に問題がなければその旨のメッセージがでます。
[OK]を押してスマレジへの接続が完了です。
スマレジデータのExcel での操作
ここからExcel 上でスマレジデータにアクセスしていきます。
スマレジの商品データのExcel へのローディング
まずは、スマレジのどのデータにアクセスするかを選択します。ここでは商品マスタである[Products]テーブルを選択します。
次にProducts テーブルのどの項目を使うかを選ぶ画面になります。デフォルトでは全項目(カラム)を取得する設定です。下のSQL クエリウィンドウにSQL クエリが自動で生成されていますね。とりあえずこのまま実行します。
Excel のテーブルにバインドされてスマレジデータがロードされました。これは接続時点のスマレジのリアルタイムデータです。
ちなみにカラムごとにフィルタリング機能が利用できます。[GroupCode]に[=]で値を入れてみます。そうするとクエリがWhere 句が付く形で自動生成されます。OK を押して実行します。
たしかに、指定したGroupCode の商品レコードだけが返ってきます。このようにフィルタリングをSQL 文を書くことなく実行でるので大変便利です。
スマレジ商品データの一括挿入
次に、同じ商品マスタデータであるProducts テーブルに行を足すことでデータを一括でスマレジに入力してみます。
先ほどExcel にローディングしたProducts テーブルの最終行に3レコードほど商品を追加します。
商品テーブルへの挿入には最低必要な項目が決まっていますのでドキュメントで確認してください。
cdn.cdata.com
挿入した3行を行選択します。そのままExcel リボンの[アクション]から[行の挿入]をクリックします。これでExcel 画面に入力した情報がスマレジ側に反映されます。
スマレジの商品一覧を確認するとたしかに3レコードが追加されています。
スマレジ商品データの一括編集
次は既存の商品マスタの一括編集です。今回はサイズ表示が(S、M、L)となっているものを(Small、Medium、Large)に変更したいとします。すべての製品レコードを一つ一つ直していては気が遠くなる作業です。Excel Add-in を使えばExcel の高度な一括編集機能を使うことができます。
変更を行うProduct Nameのからむを範囲選択して、Excel の[置換]機能を使います。(S)を(Small)に、という形で一括置換をそれぞれのサイズに行います。変更項目が多ければLookup 関数を使うのもありですね。
変更したセルは赤字になります。ではこの変更を一括でスマレジ側に反映させましょう。Excel リボンの[行の更新]をクリックします。
たしかに一括で製品のサイズ表示を変更することができました。
便利なExcel Add-in を是非お試しください。
このようにExcel Add-In for スマレジを使うと、使い慣れたExcel UI でスマレジデータをリアルタイムに一括操作できます。是非、30日の無償トライアルをお試しください。
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