サイボウズ社の総合イベントであるCybozu Days 2019 にCData Software が出展します。
今年のテーマは、"モンスターへの挑戦状"。カイシャというモンスターに押しつぶされるなという、今の日本に必要とされている大きなテーマです。
Cybozu Days 2019
イベント名:Cybozu Days 2019 - モンスターへの挑戦状
開催日:東京(2019/11/7-8)、大阪(2019/12/5-6)
イベントページ:https://cybozuconf.com/
CData Software は、kintone のデータを使い慣れた開発ツール、BI、ETL、Excel からの連携利用を実現するCData Drivers 、kintone データをDB に反復同期するCData Sync などデータ連携製品を紹介します。
じゃあ、「お前は会社というモンスターと戦っているのか?」by 代表疋田
CData Software Japan の疋田です。業務ソフトウェア業界で「会社っていまのままでいいの?」という話はなかなか出てこない中、すばらしいテーマだと思います。そこでこのテーマについて私たちがどう考え、どう取り組んでいるのかを書きます。私なりのモンスターへの挑戦状です。
事業の意義は世界をよくする方向か?
CData Software は、データの再入力やコピペを不要にする「データ連携・自動化」によりユーザー企業の皆さんが作業ではなく人間にしかできない仕事に集中できる と信じています。また、体系化された業務データの活用により、企業のビジネスチャンスはクリエイティブな方向に大きく広がります 。CData Software では、そのデータ連携・データ活用をサポートするソフトウェアを提供しています。間違いなく世界を単純労働からクリエイティブな仕事に変えるお手伝いをしていると感じています。
CData の働き方は?
自社の働き方という側面では、ソフトウェア産業は少ない人数でもインパクトが大きい仕事ができるフィールド だと信じています。10人で作ったものが1000人で作ったものより大きな価値を与えられる可能性があるのがソフトウェアです。
標準化とオートメーション
CData のPhilosophy は「標準化による生産性向上」、「インテリジェント・オートメーション」です。標準技術に準拠すること、手作業や繰り返し作業を極限まで減らすこと、ユーザーのための機能強化や新製品開発に集中すること。ウチの会社の強みはそんなPhilosophy から生み出される製品だけです。
エンジニアが主導権をもっている
CData はグローバルで見ても社員の9割がエンジニアです。経営層もコードを書く人ばかりで今でもチケットを見ているという都市伝説も。そしてマーケティングも製品を触らない人はいませんし、デジタルと自動化の意識高い。
メリットは、意思決定のギャップが少ないことです。メンバーが製品のコアな価値を理解しています。そして判断基準は「それは最大公約数のユーザーのためになるのか? エンジニアリング的にかっこよく維持可能か?」です。コミュニケーションもオープンで、新入社員でもCEO をCC に製品についての意見を述べます。
実は日本チームはエンジニアじゃないのは代表の私だけ。。。いわゆるお世話役に徹しております。
手を動かすユーザーが顧客 & フィールド営業をしない
CData では、フィールド営業がいません。CData は、手を動かすユーザー向けにビジネスを作っています。開発者ソフトの購入で考えることは多くありますが、一番気になるのは「やりたいことができるか?」と「自社開発よりROI がでるか?」だと思います。それを確かめるのにセールスの人の話を10回聞く(多分検討に3か月~半年かかる)よりも、エンジニアの方を数日アサインして試用版を試してもらったほうがよっぽど短い時間で不確実性を減らすことができます。 なら割り切って後者を勧めることがお互いに良いのではないでしょうか?
これは副次的なメリットもあります。営業リソースがいない分、弊社のコストが下がり、製品コストを低く維持できます。
エンジニアが働きやすい環境
フィールド営業は不要なのでオフィスは東京ではなく仙台です。満員電車もなく地価も安く、米と魚とお酒がおいしい。「Happy Wife(Husband)、Happy Life」が本社社長の口癖で、家族優先が認められます。今日も何人かは家の事情でリモートワークです。(リモートワークは必要があればOK というだけで推奨しているわけではないです。)大事なことは、家族優先は会社として譲歩ではないことです。社員が気持ちよくバリバリと働くためには家族を優先する方がよいというだけです。
当然のようにマシンは業務に応じて入社時に自分で選びます。何GB?とかそういう話は勝手にしてくれです。自分で考えられる人を採用してますので私は来たものを承認するだけ。業務に必要な書籍も経費で購入。
コミュニティ参加やブログ書きを奨励しています。アウトプットしたいって、自然な欲求だし、そのなかでエンジニアが成長し、しかも副次的にCData の名も売れるので奨励しない理由がないです。
メンバーがすごく優秀だから管理面では楽をしています。
まとめ
ということで、「会社というモンスターと戦う」は弊社の事業の目的でもあり、社内は戦った後のイメージで運営しています、という話でした。
会場ではCybozu 製品の話、CData 製品の話だけではなく、「自分なりのモンスターへの挑戦状」な話も皆さんとできたらうれしいです。
それでは、来週からのCybozu Days でお会いしましょう!
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