CData Power BI Connector の使い方(kintone データをPower BI でビジュアライズ)

CData Power BI Connectors は、100を超えるSaaS、NoSQL データをPower BI のデータソースとして利用可能にするサードパーティプラグインです。

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CData Power BI Connectors の特徴

  • Power BIのカスタムコネクター

  • 100+ のデータソース

  • NoSQLや国内で人気のクラウドアプリケーションをサポート

  • DirectQuery モードをサポート

  • オンプレミス データ ゲートウェイでPowerBI.comへ発行

CData Power BI Connector for kintone

この記事では、特にニーズの多いサイボウズkintone データをCData Power BI Connector を使ってPower BI でビジュアライズする方法を説明します。 f:id:cdatasoftware:20181126155132p:plain

Power BI Connctor for kintone をダウンロードし、インストール

Power BI Connector (30日の無償版あり)はこちらからダウンロード可能です:https://www.cdata.com/jp/drivers/kintone/powerbi/

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そのまま.exe ファイルを開いてインストールを実行します。

Power BI Connector からkintone アカウントへの連携を確立

インストール後にDSN 設定画面が開きます。kintone に接続する必須プロパティを入力して、「接続のテスト」をクリックして接続します。接続が成功したら「OK」を押して接続を確立します。

  • Url: Your URL

  • User: YourId

  • Password: Your Password

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Power BI Desktop からkintone データを取得

Power BI Desktop の「データを取得」→「その他」に「CData Kintone」のデータソースが選択できるようになっています。サードパーティサービスに接続中のメッセージがでるので、「続行」をクリック。 データは「インポート」でも「DirectQuery」でもどちらでも使えます。

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次に、kintone のデータがアプリ単位でテーブルとしてナビゲーターに表示されます。ビジュアライズ対象項目をクリックして選択します。これ以降はRDB データソースと使用感は同じです。 f:id:cdatasoftware:20181126150018p:plain

kintone データをインポートしたら、リレーションシップ設定を行います。 f:id:cdatasoftware:20181126150048p:plain

これでkintone データがPower BI にセットされましたので、ビジュアライズを作成してください。

オンプレミスゲートウェイを使って作成したkintone データソースのレポートをPowerBI.com に発行してデータを定期更新

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オンプレミスゲートウェイをダウンロードしてインストール

こちらからダウンロード:https://powerbi.microsoft.com/en-us/gateway/ f:id:cdatasoftware:20181126150431p:plain

カスタムデータコネクタの設定

Gateway ディレクトリにCData.PowerBI.Kintone.mez ファイルを配置し、オンプレミスデータゲートウェイで読み込みます。 f:id:cdatasoftware:20181126150653p:plain

Power BI サービス側のゲートウェイ設定

データソースの種類の一覧に前手順設定したカスタムデータコネクタが表示されます。 Data Source Name にはODBC のDSN 名を設定します。 f:id:cdatasoftware:20181126150741p:plain

Power BI Desktop のレポートをPower BI サービスに発行

発行ボタンでPower BI へ発行します。 f:id:cdatasoftware:20181126150937p:plain

発行されたデータセットをスケジュール設定

定期更新する設定を行います。 Power BI サービス側のデータセット画面で「アクション」をクリックします。

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「データセット」タブで、「データゲートウェイを使用する」をオンにします。「データを最新の状態に保つ」をオンにしてスケジュール設定を行います。

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これでkintone データをPower BI サービスで定期的に最新データが読み込めます。

以上

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