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こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
Crystal Reports には、JDBC 標準向けのサポートが組み込まれています。この記事では、UM SaaS Cloud の機能を持つ帳票を作成するレポート作成ウィザードの使い方を説明します。
CData JDBC Driver for UMSaaSCloud を、ドライバーのJAR をCrystal Reports のクラスパスに含めてインストール:DataDriverCommonElement の下のClassPath element のパスに、 .jar を含むファイルのフルパスを追加します。
CRConfig.xml は通常C:\Program Files (x86)\SAP BusinessObjects\SAP BusinessObjects Enterprise XI 4.0\java に配置されます。— パスはインストールによって若干異なる場合があります。ドライバーのJAR はインストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内にあります。
ClassPath にJAR を追加したら、Crystal Reports を再起動します。
下記の手順に従って、レポート作成ウィザードを使ってUM SaaS Cloud 接続を作成します。
ウィザードでJDBC 接続URL を選択します。
jdbc:umsaascloud:AuthScheme=Basic;User=myUser;Password=myPassword;Security Token=myToken;
ドライバーのクラス名を設定:
cdata.jdbc.umsaascloud.UMSaaSCloudDriver
デフォルトでは、本製品は本番環境に接続します。UMSaaSCloud sandbox アカウントを使用するには、UseSandbox をtrue に設定します。ユーザー / パスワード認証を使用している場合は、User にsandbox のユーザー名を設定してください。
UM SaaS Cloud は、Basic、OAuth、OAuthJWT(コンシューマーキー)など、複数の認証方式をサポートしています。ここではBasic 認証について説明します。認証情報の詳しい取得方法や他の認証方法については、ヘルプドキュメントの「はじめに」セクションを参照してください。
Basic 認証は、セキュリティトークンとユーザー資格情報の使用に基づきます。Basic 認証を使用するには、AuthScheme をBasic に、User とPassword をログイン資格情報に設定し、SecurityToken を設定します。
デフォルトではSecurityToken が必要ですが、UM SaaS Cloud で信頼できるIP アドレスの範囲を設定することで、オプションにすることができます。
JDBC 接続をUM SaaS Cloud に追加したら、レポート作成ウィザードを使ってUM SaaS Cloud を帳票に追加できます。
帳票に必要なテーブルやフィールドを選択して、データソースを設定します。この例では、Account テーブルのBillingState およびName カラムを使います。
チャートの種類を設定 ウィザードを完了すると、Crystal Reports はUM SaaS Cloud データ に実行されるSQL クエリをビルドします。ドライバーは、ライブUM SaaS Cloud データ に対してクエリを実行します。
データのインポートが終わったら、データをサマライズもしくはソートするチャートやレポートオブジェクトを作成できます。[Insert]>[Chart]をクリックして、チャートエキスパートを開きます。Total Name by BillingState を表すグラフを作成するには、BillingState を[On Change Of]メニューセレクションの下のボックスに追加してからName を[Show Values]の下のボックスに追加します。
完成した帳票をプレビューして、チャートにデータが入っていることを確認します。Null 値を取り除きたい場合は、SelectionFormula を使います。