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こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
CData JDBC Driver for SAPSuccessFactors はJDBC 標準をサポートするビジネスインテリジェンスおよびデータマイニングツールからリアルタイムSAP SuccessFactors に接続することを可能にします。この記事では、SAP SuccessFactors をSpagoBI Studio のレポートに統合し、SpagoBI サーバーでホストする方法を説明します。
以下のステップに従ってSpagoBI サーバーでJDBC data source for SAPSuccessFactors を作成します。
SAP SuccessFactors ドライバーリソースをコンテクストに追加します。以下のリソース定義をserver.xml の[GlobalNamingResources]要素に追加できます。
<Resource name="jdbc/sapsuccessfactors" auth="Container" type="javax.sql.DataSource" driverclassname="cdata.jdbc.sapsuccessfactors.SAPSuccessFactorsDriver" factory="org.apache.tomcat.jdbc.pool.DataSourceFactory" maxactive="20" maxidle="10" maxwait="-1"/>
<ResourceLink global="jdbc/sapsuccessfactors" name="jdbc/sapsuccessfactors" type="javax.sql.DataSource"/>
SpagoBI サーバーのリソースにドライバーを追加した後、データソースを追加します。SpagoBIで[Resources]->[Data Source]->[Add]と進み、以下の情報を入力します。
Basic 認証またはOAuth with SAML アサーションを使用して、SAP SuccessFactors に認証できます。
SAP SuccessFactors に正常に認証するには、次のプロパティの値を指定する必要があります。プロバイダーは、Cookie を使用してSAP SuccessFactors によって開かれたセッションを再利用することに注意してください。つまり、セッションを開く最初のリクエストでのみクレデンシャルが使用されます。その後、SAP SuccessFactors から返されたCookie が認証に使用されます。
アクセストークンを取得するために使用される、次のプロパティの値を指定する必要があります。
JDBC URL の構成については、SAP SuccessFactors JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.sapsuccessfactors.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
以下は一般的なJDBC URL です。
jdbc:sapsuccessfactors:User=username;Password=password;CompanyId=CompanyId;Url=https://api4.successfactors.com;
以下のステップに従い、SpagoBI StudioでSAP SuccessFactors に基づいたレポートを作成します。SQL クエリの結果をチャートに挿入するデータセットを作成します。次のセクションでは、このレポートをSpagoBI サーバーでホストします。
初めに、SpagoBI Studio のレポートからSAP SuccessFactors に接続してください。
jdbc:sapsuccessfactors:User=username;Password=password;CompanyId=CompanyId;Url=https://api4.successfactors.com;
必要な接続プロパティを取得するためのガイドについては、ドライバーヘルプの[Getting Started]チャプターを見てください。
SAP SuccessFactors に接続した後、SQL クエリの結果を含むデータセットを作成します。
SELECT address1, zipCode FROM ExtAddressInfo WHERE city = 'Springfield'
データセットを使用して、レポートオブジェクトにデータを入力できます。以下のステップに従って、チャートを作成します。
以下のステップに従って、SpagoBI サーバーでリアルタイムSAP SuccessFactors に基づいてドキュメントをホストできます。前のセクションで作成したレポートをテンプレートとして使用します。レポートユーザーがリアルタイムデータにアクセスできるようにするには、サーバー上のSAP SuccessFactors JDBC データソースに置き換えられるプレースホルダパラメータを作成します。
[Property Binding]ノードで、JDBC Driver のURL バインディングプロパティurl パラメータに設定します。プロパティのボックスをクリックします。[Category]セクションで[Report Parameters]を選択します。[Subcategory]セクションで[All]を選択し、パラメータをダブルクリックします。
JavaScript構文に以下のように入力することもできます。
params["url"].value
続いて、SpagoBI サーバーでレポート用の新しいドキュメントを作成します。
[Template]セクションで、[Choose File]をクリックします。レポートプロジェクトを含むフォルダに移動します。.rptdesign ファイルを選択します。
Noteプロジェクトへのパスは、プロジェクトプロパティで確認できます。
サーバーでレポートを実行すると、プレースホルダurl パラメータがサーバーで定義されたJDBC URL に置き換えられます。