製品をチェック

SAP Ariba Source Driver の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

SAP Ariba Source アイコン SAP Ariba Source JDBC Driver 相談したい

SAP Ariba Source データと連携するパワフルなJava アプリケーションを短時間・低コストで作成して配布できます。

Servoy でSAP Ariba Source に接続されたWeb アプリを構築

Servoy Developer を使用して手軽にSAP Ariba Source データに接続し、リアルタイムSAP Ariba Source データに接続できるWeb アプリケーションを構築。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2023-02-26
saparibasource ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
Servoy ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

Servoy は、迅速なアプリケーション開発とデプロイのためのプラットフォームです。CData JDBC Driver for SAPAribaSource と組み合わせることで、ユーザーはSAP Ariba Source に接続してリアルタイムSAP Ariba Source データを使用できるアプリケーションを構築できます。この記事では、Servoy からSAP Ariba Source に接続し、SAP Ariba Source データを表示、検索するための簡単なWeb アプリケーションを構築する方法を説明します。

ビルトインの最適化されたデータ処理により、CData JDBC Driver は、リアルタイムSAP Ariba Source データとやり取りする際に圧倒的なパフォーマンスを提供します。SAP Ariba Source に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をSAP Ariba Source に直接プッシュし、サポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)は組み込みのSQL エンジンを利用してクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータソース型を使用してSAP Ariba Source データを操作できます。

Servoy Developer からSAP Ariba Source に接続する

SAP Ariba Source に接続するアプリケーションを構築するには、まず、Servoy Developer からCData JDBC Driver for SAPAribaSource を使用してデータプロバイダを作成する必要があります。

  1. JDBC Driver をインストールします。
  2. JDBC Driver JAR ファイル(cdata.jdbc.saparibasource.jar)を、Servoy のインストールディレクトリの/application_server/drivers/ ディレクトリにコピーします。
  3. Servoy Developer を開きます。
  4. Solution Explorer で「Resources」の下の「Database Server」を右クリックし、「Connect to existing database」->「empty」を選択します。
    1. サーバーに名前を付けます。
    2. クリックすると、サーバーの詳細設定が表示されます。
      • 次のようにURL を設定します。例:jdbc:saparibasource:API=SupplierDataAPIWithPagination-V4;APIKey=wWVLn7WTAXrIRMAzZ6VnuEj7Ekot5jnU;Environment=SANDBOX;Realm=testRealm;AuthScheme=OAuthClient;InitiateOAuth=GETANDREFRESH

        組み込みの接続文字列デザイナー

        JDBC URL の構築については、SAP Ariba Source JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。

        java -jar cdata.jdbc.saparibasource.jar

        接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

        SAP Ariba Source に接続するには、以下を設定します。

        • API:本製品にSAP Ariba データを取得させたいAPI を指定。ビジネスロールに基づき、Supplier、Sourcing Project Management、またはContract API を選択します(可能な値は、SupplierDataAPIWithPaginationV4、SourcingProjectManagementAPIV2、または ContractAPIV1 です)。
        • DataCenter:アカウントのデータがホストされているデータセンター。
        • Realm:アクセスしたいサイト名。
        • Environment:テスト環境、または本番環境のいずれかに指定。(可能な値は、TEST またはPRODUCTION)。

        Supplier Data API またはContract API に接続する場合は、さらに以下を設定します。

        • User:API 呼び出しを行うユーザーのId。
        • PasswordAdapter:認証するUser に関連付けられたパスワード。

        Supplier API に接続している場合は、ProjectId をデータを取得したいソーシングプロジェクトのId に設定します。

        OAuth 認証

        接続プロパティを設定した後、認証のためにOAuth 接続を設定する必要があります。

        • AuthScheme をOAuthClient に設定します。
        • サービスにアプリケーションを登録し、APIKeyOAuthClientId、およびOAuthClientSecret を取得する必要があります。

          OAuth アプリケーションの作成について、詳しくはヘルプドキュメントを参照してください。

        OAuth の自動リフレッシュ

        以下を設定して、接続してください。

        • APIKey:アプリケーション設定のApplication key。
        • OAuthClientId:アプリケーション設定のOAuth Client Id。
        • OAuthClientSecret:アプリケーション設定のOAuth Secret。

        接続すると、本製品は自動でOAuth プロセスを完了します。

        1. 本製品はSAP Ariba からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします。
        2. 本製品はアクセストークンの期限が切れると自動的にリフレッシュします。
        3. OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定された場所に基づいてメモリに保存されます。
        Using the built-in connection string designer to generate a JDBC URL (Salesforce is shown.)
      • コピーしたDriver クラスを選択します。例:cdata.jdbc.saparibasource.SAPAribaSourceDriver
    Connecting to data through the JDBC Driver (Salesforce is shown).

SAP Ariba Sourceに接続するWeb アプリを構築する

Servoy Developer リソースでSAP Ariba Source への接続を設定すると、リアルタイムSAP Ariba Source へのアクセス権を持つアプリケーションを構築することができます。

新しいソリューションを作成する

  1. Server Explorer で、「All solutions」を右クリックし、「Create new solution」を選択します。
  2. ソリューションに名前を付けます。
  3. 「search」モジュールを含むチェックボックスを選択します。
  4. 「Finish」をクリックします。

新しいフォームを作成する

「Forms」を右クリックし、「Create new form」を選択します。

  1. フォームに名前を付けます。
  2. データソースを選択します。
  3. タイプ(Simple など)を設定し、「Finish」をクリックします。
Creating a new form.

フォームにData Grid を追加する

  1. Servoy NG-Grids からData Grid コンポーネントをフォームにドラッグします。
  2. カラムコンポーネントをData Grid にドラッグし、各カラムコンポーネントの「dataprovider」プロパティをSAP Ariba Source 「table」のカラム(例:Vendors テーブルのSMVendorID)に設定します。

    必要に応じてカラムを追加します。

アプリケーションに検索を追加する

検索機能を追加するには、「svySearch」拡張機能が必要です。(新しいソリューションを作成する際にデフォルトで含まれます。)ソリューションの作成時に拡張機能を追加しなかった場合、または、既存のソリューションを変更する場合は、ソリューション内のModules を右クリックして「Add Module」を選択することで検索モジュールを追加できます。「svySearch」を選択し、「OK」をクリックします。

  1. Text Field コンポーネントをForm にドラッグします。
  2. Form を右クリックし、「Open in Script Editor」を選択します。
  3. 検索値を保持する新しい変数(JavaScript)を作成します。
    var searchText = '';
    
  4. Text Field プロパティでForm に戻ります。
    1. 「dataprovider」プロパティを作成したForm 変数に設定します。
    2. ダブルクリックしてonAction イベントのメソッドを追加します。
    3. クリックして「Form」でメソッドを作成し、名前を付けて(例:onEnter)、「Create private」をクリックします。
    4. 「OK & Show」をクリックします。
  5. 以下のJavaScript をJavaScript ファイルに追加することで、Servoy フレームワークを使用してText Field のテキストを使ったバインドデータの検索を実装します。
    var search = scopes.svySearch.createSimpleSearch(foundset).setSearchText(searchText);
    search.setSearchAllColumns();
    search.loadRecords(foundset);
    
The configured web app.

アプリを保存して起動する

フォームとJavaScript ファイルを保存し、「Run」->「Launch NGClient」とクリックしてWeb アプリケーションを起動します。

A simple web app.

CData JDBC Driver for SAPAribaSource の30日の無償評価版をダウンロードし、Servoy でSAP Ariba Source に接続されたアプリケーションの構築を開始します。ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。