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Sage 50 UK ODBC ドライバーは、ODBC 接続をサポートする任意のアプリケーションからリアルタイムなSage 50 UK データに直接接続できるパワフルなツールです。標準のODBC ドライバーインタフェースを使用して、データベースのようにSage データにアクセスし、Sage の顧客、トランザクション、請求書、販売レシートなどの読み、書き、更新を実行できます。

PolyBase で外部データソースとしてSage 50 UK を連携利用

CData ODBC ドライバとSQL Server 2019 のPolyBase を使って、リアルタイムSage 50 UK に外部データソースとしてアクセス。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-04-21
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CData

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SQL Server PolyBase ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

SQL Server のPolyBase は、データベーステーブルをクエリするTransact-SQL 構文を使って、外部データにクエリする仕組みです。 CData ODBC Driver for Sage50UK を組み合わせて使うことで、SQL Server データと同じようにSage 50 UK へのアクセスが可能です。 本記事では、外部データソースと外部テーブルの作成から、T-SQL クエリを使ってリアルタイムSage 50 UK データへ接続を認可するところまで説明します。

CData ODBC ドライバーは、ドライバーに組み込まれた最適化されたデータ処理により、PolyBase でリアルタイムSage 50 UK データを送受信するための圧倒的なパフォーマンスを提供します。SQL Server からSage 50 UK に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をSage 50 UK に直接プッシュダウンし、組み込みSQL エンジンを利用して、サポートされていない操作(一般的にはSQL 関数とJOIN 操作) をクライアント側で処理します。また、PolyBase を使用することで、単一のクエリを使用して分散ソースからデータをプルし、SQL Server データをSage 50 UK と結合することもできます。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。

  1. Sage 50 UK をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
  2. 多様なアプリケーション、ツールにSage 50 UK データを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定
  4. 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてSage 50 UK の接続を設定、2.PolyBase 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとSage 50 UK への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからSage50UK ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

未指定の場合は、初めにODBC DSN(data source name)で接続プロパティを指定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および構成できます。PolyBase を使用してSQL Server に外部データソースを作成するには、System DSN を構成します。(CData Sage 50 UK Sys は自動的に作成されます。)

Note:Sage 50 UK 2012 以降のみサポートされています。

「接続」セクションのUser およびPassword プロパティを、有効なSage 50 UK のユーザー資格情報に設定する必要があります。これらの値は、Sage 50 UK に ログインするために使用するものと同じです。

さらに、「接続」セクションのURL プロパティを、希望する会社データセットのアドレスに設定する必要がります。アドレスを取得するには、以下を行ってください:

  1. Sage 50 UK ソフトウェアを開きます。
  2. 「Tools」->「Internet Options」をクリックします。
  3. 「SData Settings」タブを選択します。
  4. 「Sage 50 Accounts」の隣にある「Details」ボタンをクリックします。会社名のリストとそれに対応するデータセットのアドレスを含むウィンドウが表示されます。
  5. URL プロパティを希望する会社の隣にあるアドレスフィールドの値に設定します。

[接続のテスト]をクリックして、DSN がSage 50 UK に正しく接続できているかを確認します。[テーブル]タブに移動し、Sage 50 UK のテーブル定義を確認します。

Sage 50 UK データの外部データソースを作成

接続を構成したのち、外部データソースのマスター暗号化キーと資格情報データベースを作成する必要があります。

マスター暗号化キーの作成

以下のSQL コマンドを実行して新しいマスターキー[ENCRYPTION]を作成し、外部データソースの資格情報を暗号化します。

CREATE MASTER KEY ENCRYPTION BY PASSWORD = 'password';

資格情報データベースの作成

以下のSQL コマンドを実行してSage 50 UK に接続されている外部データソースの資格情報を作成します。

CREATE DATABASE SCOPED CREDENTIAL sage50uk_creds
WITH IDENTITY = 'username', SECRET = 'password';

Sage 50 UK の外部データソースを作成

以下のSQL コマンドを実行し、以前作成したDSN と資格情報を使用して、PolyBase でSage 50 UK の外部データソースを作成します。

PUSHDOWN は、デフォルトでON に設定されているため、ODBC Driver は、サーバー側の処理を利用して複雑なクエリを実行できます。

CREATE EXTERNAL DATA SOURCE cdata_sage50uk_source
WITH ( 
  LOCATION = 'odbc://SERVERNAME[:PORT]',
  CONNECTION_OPTIONS = 'DSN=CData Sage 50 UK Sys',
  -- PUSHDOWN = ON | OFF,
  CREDENTIAL = sage50uk_creds
);

Sage 50 UK の外部テーブルを作成

外部データソースを作成したら、CREATE EXTERNAL TABLE ステートメントを使用してSQL Server インスタンスからSage 50 UK にリンクします。テーブルカラムの定義は、CData ODBC Driver for Sage50UK によって公開されているものと一致しなければなりません。DSN Configuration Wizard の[テーブル]タブを参照し、テーブルの定義を確認できます。

Table definition in the DSN Configuration Wizard (Salesforce is shown)

CREATE TABLE ステートメントのサンプル

以下は、Sage 50 UK TradingAccounts に基づいて外部テーブルを作成するステートメントの一例です。

CREATE EXTERNAL TABLE TradingAccounts(
  Name [nvarchar](255) NULL,
  FinanceBalance [nvarchar](255) NULL,
  ...
) WITH ( 
  LOCATION='TradingAccounts',
  DATA_SOURCE=cdata_sage50uk_source
);

SQL Server インスタンスでSage 50 UK の外部テーブルを作成すると、ローカルデータとリモートデータを同時にクエリできるようになります。CData ODBC Driver に組み込まれているクエリ処理により、可能な限り多くのクエリ処理がSage 50 UK にプッシュされることで、ローカルのリソースと計算リソースが解放されます。ODBC Driver for Sage50UK の30日間無料トライアルをダウンロードし、SQL Server データでリアルタイムSage 50 UK データを使い始めましょう。

Sage 50 UK からPolyBase へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください

このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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