こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
Power BI を使えば、データを美しいビジュアルに可視化したり、重要な情報を整理してダッシュボード化できます。CData Connect Server と組み合わせることで、可視化やダッシュボードなどのためにPonparemall データを使用できます。この記事では、CData Connect Server を使用してPonparemall の仮想データベースを作成し、Ponparemall データを使ったレポートをPower BI で作成する方法を説明します。
Ponparemall データの仮想データベースを作成する
CData Connect Server は、シンプルなポイントアンドクリックインターフェースを使用してデータソースに接続し、データを取得します。まずは、右側のサイドバーのリンクからConnect Server をインストールしてください。
- Connect Server にログインし、「CONNECTIONS」をクリックします。
- 一覧から「Ponparemall」を選択します。
-
Ponparemall に接続するために必要な認証プロパティを入力します。
Ponparemall
に接続するには、ShopUrl、InventoryUserId、InventoryPassword、OrderUserId、OrderPassword、PaymentUserId、およびPaymentPassword
が必要です。
Ponparemall へのアクセスの設定
Ponparemall には各API のId とPassword が必要です。取得するには、以下の手順に従ってください。
- Ponparemall Manager にログインし、メニューの「各種申請」の「WebAPI利用申請」をクリックします。
- Web API メニューの「WebAPIサービス利用申請」をクリックし、利用申請を行います。
- 後日、Ponparemall から必要なId とPassword が送られてきます。
Ponparemall アカウントの認証
次の接続プロパティを設定して接続します。
- ShopUrl:接続先のPonparemall Shop URL
を設定。「http://storetst4.ponparemall.com/sample/」に含まれる「sample」の部分を入力します。
- InventoryUserId:「在庫API」のユーザID を設定。このプロパティは、Inventory テーブルにアクセスする場合に必要です。
- InventoryPassword:「在庫API」のパスワードを設定。このプロパティは、Inventory テーブルにアクセスする場合に必要です。
- OrderUserId:「受注API」のユーザID を設定。このプロパティは、Orders テーブルにアクセスする場合に必要です。
- OrderPassword:「受注API」のパスワードを設定。このプロパティは、Orders テーブルにアクセスする場合に必要です。
- PaymentUserId:「決済API」のユーザID を設定。このプロパティは、Payments テーブルにアクセスする場合に必要です。
- PaymentPassword:「決済API」のパスワードを設定。このプロパティは、Payments テーブルにアクセスする場合に必要です。
- 「 Test Connection」をクリックします。
- 「Permission」->「 Add」とクリックし、適切な権限を持つ新しいユーザー(または既存のユーザー) を追加します。
仮想データベースが作成されたら、Power BI からPonparemall に接続して可視化することができます。
Power BI Connector のダウンロードと接続設定
次に、Connect Server とPower BI Desktop を連携するためのコネクタをインストールします。Connect Server の「CLIENTS」ページにある「Power BI Desktop」の「Download」をクリックすると、ダウンロードが開始します。完了したら、実行ファイルをクリックして製品をインストールしてください。
インストールが完了すると、以下の「DSN Configuration」画面が表示されます。この画面にCData Connect Server への接続に必要となる次の情報を入力します。
- Auth Sceme:Basic
- User:Connect Server で設定したユーザー名
- Password:上記ユーザーのパスワード
- URL:https://<Connect Server のURL>/rest.rsc/
- Default Catalog:Connect Server で設定したコネクション名(Ponparemall1 など)
- (オプション)SSL Server Cert:サーバー側でSSL を設定していない場合のみ「*」
以上の設定が完了したら、「Test Connection」をクリックして接続をテストします。「The connection test was successful」などと表示されれば、接続テストは成功です。ここから実際にPower BI でデータを取得していきます。
Power BI からPonparemall テーブルをクエリ
以下のステップを実行して、Ponparemall データを取得します。
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「Power BI Desktop」を開いて「データを取得」画面を表示します。検索ボックスに「cdata connect」と入力すると「CData Connect」が表示されるので、これを選択して「接続」をクリックします。
- PowerBI Connector の設定画面が表示されるので、「Data Source Name」に「Power BI Connect」と入力して「OK」をクリックします。
- ユーザー名とパスワードを入力するよう求められるので、CData Connect Server で設定したユーザー名とパスワードを入力して、「接続」をクリックします。
- 「ナビゲーター」画面で取得したいテーブルを選択します。
- 「読み込み」をクリックして、Power BI にデータをインポートします。
Ponparemall データの可視化を作成
Power BI にデータを接続したら、「フィールド」ペインのフィールドをキャンバスにドラッグすることで、レポートビューにデータを可視化できます。図表の種類と、ビジュアライズするディメンションおよびメジャーを選択します。
「更新」をクリックしてデータの変更をレポートに同期します。
データアプリケーションからPonparemall データへのSQL アクセス
以上で、CData Connect Server を使用してPower BI からPonparemall データに接続できるようになりました。これで、Ponparemall データを複製することなく多くのデータをインポートしたり、新しい可視化やレポートを作成することができます。
オンプレミスのBI やレポート、ETL、その他のデータアプリケーションから、250を超えるSaaS、ビッグデータ、NoSQL データソース(Ponparemall を含む)への直接のSQL データにアクセスするには、CData Connect Server のページにアクセスして無料トライアルをダウンロードしてください。