ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →CData
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
Node.js はブラウザ上以外でJavaScript コードを使用できるJavaScript ランタイム環境です。CData ODBC Driver for Informix を使用すれば、Node.js アプリとスクリプトから、リアルタイムIBM Informix データにアクセスできます。この記事ではnode-odbc のインストールと、リアルタイムIBM Informix データへのアクセスが可能な、シンプルなNode.js アプリケーションを作成するために必要なツールについて説明します。
ビルトインの最適化されたデータ処理により、CData ODBC Driver は比類のないパフォーマンスで、Node.js のリアルタイムIBM Informix データとやりとりできます。Node.js からIBM Informix に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をIBM Informix に直接プッシュし、組み込まれたSQL エンジンを利用してサポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)をクライアント側で処理します。
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてIBM Informix の接続を設定、2.Node.js 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
まずは、本記事右側のサイドバーからInformix ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
必要な接続プロパティの値が未入力の場合には、データソース名(DSN)で入力します。組み込みのMicrosoft ODBC Data Source Administrator を使用し、DSN を構成できます。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
以下のプロパティを設定してIBM Informix に接続します。
CData ODBC Driver を介してIBM Informix に接続するには、必要なツールをインストールした後に、node-odbc を手動で構築する必要があります。
以下のコマンドでは、node-odbc の構築に必要なツールをインストールします。(ツールをグローバルにインストールする-g パラメータに注意してください。)
npm i -g windows-build-tools npm i -g node-gyp
必要なツールをインストールしたらNode.js アプリケーションのディレクトリを作成し、Node.js スクリプトで使用するバイナリを構築するodbc をインストールします。
mkdir nodeodbc cd nodeodbc npm i -g node
ODBC Driver がインストールされ、DSN が構成されて、node-odbc が構築されたら、Node.js アプリケーションからリアルタイムIBM Informix データをクエリすることができるようになります。以下のサンプルコードは、特定のDSN に接続してBooks テーブルをクエリします。
const odbc = require('odbc'); async function queryInformix() { const connection = await odbc.connect(`DSN=CData Informix Source`); const data = await connection.query('SELECT Id, Price FROM Books'); console.log(data); } queryInformix();
アプリケーションを作成したら、node を使用してスクリプトを実行します。
node myscript.js
CData ODBC Driver for Informix の30日の無償評価版 をダウンロードすればNode.js でリアルタイムIBM Informix データを使用できます。ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。