ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
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こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData Cmdlets for IBMCloudObjectStorage を使えば、PowerShell からIBM Cloud Object Storage に手軽に連携して、データのCRUD やエクスポートを実行できます。
本記事では、IBM Cloud Object Storage への接続方法からCSV エクスポート、データの操作までサンプルコード付きで解説していきます。
それでは、まずはIBM Cloud Object Storage への接続設定からはじめていきましょう。接続設定にはCData IBM Cloud Object Storage Cmdlets が必要となります。右側のサイドバーから製品の全機能が使える30日間の無償トライアルがダウンロードできるので、ぜひご利用ください。
インストールが完了したら、プロファイルに以下の行を追加してください。次のPowerShell セッションでモジュールがロードされます。
Import-Module IBMCloudObjectStorageCmdlets;
Connect-IBMCloudObjectStorage コマンドを使ってIBM Cloud Object Storage との接続を設定します。各接続プロパティの取得方法は次に説明します。
$conn = Connect-IBMCloudObjectStorage -ApiKey "$ApiKey" -CloudObjectStorageCRN "$CloudObjectStorageCRN" -Region "$Region" -OAuthClientId "$OAuthClientId" -OAuthClientSecret "$OAuthClientSecret"
Cloud Object Storage に接続する前に、Cloud Object Storage インスタンスを登録してCloud Object Storage API キーとCRN を取得していきます。
IBM Cloud アカウントにCloud Object Storage がまだない場合は、以下の手順に従ってアカウントにSQL Query のインスタンスをインストールできます。
API キーは以下の手順で取得できます。
デフォルトでは、CData 製品はCloud Object Storage CRN を自動で取得します。ただし、複数のアカウントがある場合は、CloudObjectStorageCRN を明示的に指定する必要があります。この値は、次の2つの方法で取得できます。
これで準備は完了です。以下の接続プロパティを設定してください。
プロパティを設定したら、これで接続設定は完了です。
これで接続設定は完了です。
接続が完了したので、Objects テーブルデータを取得して結果をCSV ファイルにエクスポートします。
Select-IBMCloudObjectStorage -Connection $conn -Table Objects | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myObjectsData.csv -NoTypeInformation
このコードでは、Select-IBMCloudObjectStorage から取得した結果をSelect-Object に流して、Export-Csv に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報を結果セットのそれぞれの行に挿入するためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv コマンドに渡す前に除外を先に行い、そのあとでCSV ファイルにエクスポートします。
このように、CData Cmdlets を使えばPowerShell でのIBM Cloud Object Storage データへの連携をシンプルに実現できます。ぜひCData PowerShell Cmdlets の30日間無償トライアルをダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携をお試しください。