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CData Connect

Excel からEnterpriseDB リアルタイムデータに接続

CData Connect Server を使ってExcel シートからEnterpriseDB リアルタイムデータに接続します。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-06-02

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

Microsoft Excel は、言わずとしれたMicrosoft の表計算ソフトです。CData Connect Server と組み合わせることで、Excel からEnterpriseDB データに手軽にアクセスし、分析、共有、表計算などの用途に使用できます。この記事では、Connect Cloud でEnterpriseDB に接続し、Excel シートからEnterpriseDB データにアクセスする方法を説明します。

CData Connect Server は、EnterpriseDB にクラウドインターフェースを提供し、Excel からEnterpriseDB リアルタイムデータへのアクセスを簡単に実現します。パートナー認定済みのConnect Cloud アドインを使用するだけでクエリを生成でき、自分でカスタムクエリを書くこともできます。CData Connect Server は最適化されたデータ処理を使用して、サポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をEnterpriseDB に直接発行し、サーバー側の処理を利用して、EnterpriseDB データを高速で返します。

以下のステップでは、CData Connect Server のインスタンスおよびCData Connect Excel Add-Ins が必要になります。まずは、こちらからConnect Server およびCData Connect Excel Add-Ins をダウンロードしてください。


EnterpriseDB の仮想OData API エンドポイントを作成

まず、CData Connect Server でデータソースへの接続およびOData API エンドポイント作成を行います。

  1. CData Connect Server にログインして、「DATA MODEL」をクリックします。 データベースを追加
  2. 利用できるデータソースアイコンから"EnterpriseDB" を選択します。
  3. EnterpriseDB に接続するために必要なプロパティを入力します。

    データに接続するには、以下の接続プロパティが必要です。

    • Server: EnterpriseDB データベースをホスティングしているサーバーのホスト名またはIP アドレス。
    • Port: EnterpriseDB データベースをホスティングしているサーバーのポート。

    オプションで、以下を設定することもできます。

    • Database: EnterpriseDB サーバーに接続する場合のデフォルトのデータベース。設定されていない場合は、ユーザーのデフォルトデータベースが使用されます。

    Basic 認証による接続

    Basic 認証を使って認証するには、以下を設定します。

    • User:EnterpriseDB サーバーに認証する際に使われるユーザー。
    • Password:EnterpriseDB サーバーに認証する際に使われるパスワード。

    SSL 認証による接続

    SSL 認証を利用して、セキュアなセッションを介してEnterpriseDB データに接続できます。以下の接続プロパティを設定して、データに接続します。

    • SSLClientCert:クライアント証明書のための証明書ストア名に設定します。クライアントとサーバーの両方のマシンでトラストストアとキーストアが保持される2-way SSL の場合に使用されます。
    • SSLClientCertPassword:クライアント証明書ストアがパスワードで保護されている場合、この値をストアのパスワードに設定します。
    • SSLClientCertSubject:TLS/SSL クライアント証明書のSubject。ストア内の証明書を検索するために使用されます。
    • SSLClientCertType:クライアントストアの証明書タイプ。
    • SSLServerCert:サーバーが受け入れ可能な証明書。
    接続を設定
  4. 「Test Connection」をクリックします。
  5. 「USERS」 -> Add をクリックして、新しいユーザーを追加し、適切な権限を指定します。
  6. API タブをクリックして OData API エンドポイントが生成されていることを確認します。

コネクションとOData エンドポイントを設定したら、Excel からEnterpriseDB データに接続できます。

EnterpriseDB リアルタイムデータにExcel からアクセス

以下のステップでは、Excel からCData Connect Server に接続して新しいEnterpriseDB データソースを作成する方法を説明します。

  1. こちらからCData Connect Excel Add-Ins をダウンロード・インストールします。
  2. Excel を起動して、新しいシートを作成、または既存のシートを開きます。
  3. 「CData」タブをクリックしてリボンから「データの取得」をクリックします。
  4. CData リボン
  5. 「取得元:CData Connect Server」をクリックすると「CData 接続エディタ」が表示されるので、以下の情報を入力します。
  6. CData 接続エディタ
    • Auth Scheme: Basic
    • User: Connect Server で使用するユーザー名
    • Password: Connect Server の「USER」タブから取得できるAuthToken
    • URL: Connect Server の「ENDPOINTS」タブから取得できるREST エンドポイント
  7. 入力後、「接続テスト」を実行して成功であれば、準備は完了です。
  8. 「CData クエリ」画面が表示されるので、「選択」からお好みのテーブルを選択するとプレビュー後、シートにデータを表示できます。
  9. 取得するデータのプレビュー

Excel からEnterpriseDB データへのライブアクセス

以上で、Excel ブックからEnterpriseDB データへのクラウド接続が実現します。同様の操作で、データをさらに追加して表計算、集計、共有などの用途に使用できます。

取得したデータ(Salesforce の場合)

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