ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
Tableau Server は、企業が問題解決にデータを使用する方法を変革するビジュアル分析プラットフォームです。CData JDBC Driver for Domino と組み合わせると、Tableau Server 内のリアルタイムHCL Domino データにアクセスできます。この記事では、Tableau Desktop でHCL Domino に接続してデータソースをTableau Server に公開し、そのデータから簡単なグラフを作成する方法を説明します。
CData JDBC ドライバは、Tableau Server のリアルタイムHCL Domino データへの高速アクセスを可能にします。ドライバーをインストールすると、HCL Domino に認証するだけで高速で動的なビジュアライゼーションとダッシュボードの構築を開始できます。CData JDBC ドライバは、ネイティブのTableau データ型を使用してHCL Domino データを表示し、複雑なフィルタ、集計、その他の操作を自動的に処理することでHCL Domino データへのシームレスなアクセスを可能にします。
Tableau Server をホストしているマシンにCData JDBC Driver をインストールすることから始めます。
サーバーがLinux マシンの場合:
サーバーがWindows の場合:
次に、Tableau Desktop を実行しているマシンにCData JDBC Driver をインストールします。Windows でTableau を起動する前に、.jar ファイルがC:\Program Files\Tableau\Drivers フォルダに配置されていることを確認してください。macOS でTableau を起動する前に、.jar ファイルが~/Library/Tableau/Drivers フォルダに配置されていることを確認してください。
ドライバーがServer マシンにインストールされると、Tableau Desktop のHCL Domino への接続を構成してHCL Domino ベースのデータソースをTableau Server に公開できます。
CData 製品を経由してDomino に接続するには、「Proton コンポーネント」のインストールが必要です。通常、 Proton はAppDev パックの一部として配布されています。Proton またはAppDev パックの入手およびインストール方法については、HCL のドキュメントを参照してください。
CData 製品は匿名アクセス、またはクライアント証明書の提供によりProton を認証できます。 これらのオプションは両方ともDomino で特定の設定が必要です。
次の2セクションでは、接続に必要な事前設定について説明します。使用したい認証方法に対応するセクションを参照してください。
クライアント証明書による認証では、CData 製品は専用のユーザーアカウントとして接続します。このユーザーには、接続するすべてのデータベースに対するdesigner またはそれ以上のアクセス権が付与する必要があります。
また、CData 製品を使用するためにはユーザーがインターネット証明書を取得する必要があります。サーバーコンソールで以下のコマンドを実行することで、Proton にこの証明書を作成させることができます。 APPUSER はCData 製品でアクセス設定するユーザーアカウント名、ADMINISTRATOR は証明書を受け取るユーザー名です。
load proton --setupclient "APPUSER" --sendto "ADMINISTRATOR"新しい証明書は、Notes のADMINISTRATOR メールボックスから利用できます。証明書は、クライアント証明書(clientcert)およびキー(clientkey)の2ファイルに分けて送信される場合があります。 キーファイルのテキストを証明書ファイルの末尾にコピーアンドペーストして、2つのファイルを結合する必要があります。
匿名アクセスでは、CData 製品はAnonymous という一般的なユーザーアカウントで接続します。 接続するすべてのデータベースには、次の2つの権限が設定される必要があります。
接続するには以下を設定します。
CData 製品は、クライアント証明書を使用してProton に認証することも、匿名アクセスで認証することも可能です。
クライアント証明書で認証するには以下を設定します。
匿名認証を使用するには、AuthScheme をAnonymous に設定します。
HCL Domino データへの接続を確立したら、ビジュアライズするエンティティを構成できます。
ビジュアライズするデータを構成した後、データソースをTableau Server インスタンスに公開できます。Tableau Desktop にて:
これにより、サーバーのデータソースリストの下に新しいエントリが作成され、データソースの権限の変更、履歴の表示、およびその他の管理タスクを実行できます。
同じサーバーに接続されたワークステーションは、ドライバーがインストールされていなくてもTableau Desktop で同じソースを使用できることに注意してください。また、Tableau Server で(Web インターフェースを介して)直接作成されたワークブックは、このソースを使用できます。
Tableau Server に公開されたデータソースを使用すると、HCL Domino データをビジュアライズすることができるようになります。
CData JDBC Driver for Domino をTableau Server と使用することで、HCL Domino データで強固なビジュアライゼーションとレポートを簡単に作成することができます。30日の無償評価版をダウンロードして今すぐ始めましょう。