製品をチェック

Dynamics 365 Business Central Driver の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

Dynamics 365 Business Central (NAV) アイコン Dynamics 365 Business Central JDBC Driver 相談したい

Items、Sales Orders、Purchase Orders などのDynamics 365 Business Central アカウントデータを組み込んだパワフルなJava アプリケーションを短時間・低コストで作成して配布できます。

Jaspersoft Studio からDynamics 365 Business Central データに接続する方法

Jaspersoft Studio でリアルタイムDynamics 365 Business Central データを基に帳票を作成。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2022-06-07
d365businesscentral ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
TIBCO Jaspersoft ロゴ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。



この記事では、CData JDBC Driver for D365BusinessCentral を使ってDynamics 365 Business Central の連携機能を持つJaspersoft Studio の基本的な帳票をテーブルやチャートで作成する方法を説明します。レポートを実行するたびに、チャートおよびテーブルはリアルタイムデータを表示します。JasperSoft のウィザードを使って、レポートエレメントを埋めるSQL クエリをいくつかビルドします。ドライバーは、リレーショナルデータベースへのデータのコピー処理をスキップする間、標準SQL を利用可能にします。代わりに、クエリは基になるDynamics 365 Business Central API に直接実行されます。

JDBC データソースとしてDynamics 365 Business Central データに接続

Jaspersoft Studio で、[Data Adapter]ウィザードを使ってJDBC データソースに接続できます。下記の手順に従って、プロジェクトからDynamics 365 Business Central に接続します。Dynamics 365 Business Central データアダプターをワークスペースに追加します。

  1. [Repository Explorer]で[Data Apters]ノードを右クリックし、[Create Data Adapter]をクリックします。
  2. [Database JDBC Connection]を選択します。
  3. ユーザーフレンドリーなドライバー名を入力します。
  4. [Driver Classpath]タブで[Add]をクリックします。ダイアログが表示されたら、インストールディレクトリの[lib]サブフォルダにナビゲートします。ドライバーのJAR を選択します。
  5. [Database Location]タブでは、以下の情報が必要です:
    • JDBC Driver:JDBC driver のクラス名cdata.jdbc.d365businesscentral.D365BusinessCentralDriver を入力。
    • JDBC URL:JDBC URL に必要な接続プロパティを入力。接続プロパティは、セミコロン区切りでname-value ペアを入力する必要があります。Dynamics 365 Business Central の一般的なJDBC URL は次のとおりです:

      jdbc:d365businesscentral:OrganizationUrl=https://myaccount.financials.dynamics.com/;

      Dynamics 365 Business Central 接続プロパティの取得・設定方法

      Dynamics 365 Business Central への認証には、User およびAccessKey プロパティが必要です。

      データに接続するには、OrganizationUrl を指定します。OrganizationUrl は、 http://businesscentral.dynamics.com/abc123/ などのBusiness Central アカウントへのエンドポインであるか、Web サービスのルートを参照する必要があります。OrganizationUrl を指定する方法 および利用可能なエンドポイントについての詳細は、Business Central エンドポイント を参照してください。組織内に複数の会社がある場合は、どの会社に接続するかを特定するためにCompany を指定する必要があります。 会社が1つだけの場合は、Company を指定する必要はありません。

      Dynamics 365 Business Central に認証するには、User およびAccessKey 接続プロパティを指定します。Microsoft では、これらをテストおよび開発目的で推奨します。ただし、運用環境での使用は推奨していません。User およびAccessKey の値を取得するには、Dynamics 365 Business Central の「ユーザー」ページに移動して「編集」をクリックします。User Name および Web Service Access Key の値は、User およびPassword 接続文字列プロパティとして入力する値です。User Name はE メールアドレス ではありません。短縮されたユーザー名です。

      Microsoft では、OAuth 認証を使用する本番ユースケースを推奨します。詳細については、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。

A data adapter configured to use the JDBC Driver. (Salesforce is shown.)

Dynamics 365 Business Central データ で帳票を作成

Dynamics 365 Business Central のデータアダプターを作成したら、Dynamics 365 Business Central データをJasperReports に追加できます。このセクションでは同梱されているテンプレートの一つをDynamics 365 Business Central データに連携させる方法について説明します。

  1. [File]>[New Jasper Report]をクリックします。テンプレートを選択し、親プロジェクトを選択して、帳票に名前を入力します。
  2. [Data Adapter]ウィザードで、先のセクションで作成したデータアダプターを選択します。
  3. [Diagram]タブでは、クエリを視覚的にビルドできます:テーブルをボックスにドラッグしお好みのカラムをクリックします。カスタムクエリも入力可能です。例: SELECT * FROM Accounts The SQL query to be used to pull data into the report. (Salesforce is shown.)
  4. データセットに含めたいフィールドを選択します。

[Preview]タブでは、最新のDynamics 365 Business Central を使ったものと同じ帳票を見ることができます。

A JasperReport template populated with live data. (Salesforce is shown.)

チャートを追加

下記の手順に従って、Dynamics 365 Business Central のチャートを既存の帳票に追加します。棒グラフを、先のセクションで作成した帳票テンプレートの最後に追加します。

  1. [Design]タブをクリックします。
  2. [Outline]ビューで、帳票のルートノードを右クリックし[Create Dataset]をクリックします。
  3. データセット名を入力し、オプションをクリックして接続またはデータソースから新しいデータセットを作成します。
  4. [Data Adapter]メニューで、最初のセクションで作成した[Data Adapter]を選択します。
  5. 次のクエリを入力します:

    SELECT accountid, Name FROM Accounts The SQL query to be used to fill the chart. (Salesforce is shown.)
  6. データセットに必要なフィールドを選択します。この例ではすべてのフィールドを使います。
  7. カラムでグループ化する手順はスキップします。Dynamics 365 Business Central API はGROUP BY のステートメントをサポートしていません。

データセットを追加したら、下記の手順に従ってチャートを作成します。

  1. [Outline]ビューの[Summary]ノードをクリックします。[Properties]ビューで高さを400ピクセルに設定します。サマリーバンドが帳票の最後にプリントされます。
  2. チャートを[Palette]からsummary にドラッグします。Chart ウィザードが表示されます。
  3. チャートの種類を選択します。この例では棒グラフを使います。
  4. [Dataset]メニューで、チャート用に作成したデータセットを選択します。
  5. [Dataset]タブで、オプションを選択してマスター帳票と同じ接続を使用します。Chart ウィザードは接続パラメータを入力し、メニューセレクションを[Use Another Connection]に変更します。
  6. [Series]メニューの隣にあるボタンをクリックし、デフォルトシリーズを削除します。[Add]をクリックします。
  7. [Expression Editor]が表示されたら、カラムをダブルクリックして各カラム値に新しいシリーズを作成します。例:accountid。シリーズをaccountid に設定した場合、accountid ごとに新しい棒グラフが作成されます。 The column selected as the Series for the chart.
  8. [Value]ボックスの隣にあるボタンをクリックし、チャートのmeasures 用に[Expression Editor]を開きます。カラムをダブルクリックしてy 軸に追加します。例:Name。
  9. [Label]ボックスの隣にあるボタンをクリックし、チャートのdimensions 用に[Expression Editor]を開きます。カラムをダブルクリックしてx 軸に追加します。例:accountid。
  10. この例ではカテゴリを使用しないため、[Category]ボックスに空の文字列 "" を入力します。 Columns selected for the axes of the chart.

チャートを作成したら基本的なフォーマットを行い、サブレポートをレポートに未使用スペースなくシームレスに追加できるようにします。

  1. チャートを右クリックして[Size to Container]>[Fit Both]をクリックします。
  2. メインレポートでサブレポートを右クリックして[Size to Container]>[Fit Both]をクリックします。

プレビューする前に帳票への変更を保存します。チャートが帳票の最後のページに表示されます。

The finished report's last page, displaying the chart. (Salesforce is shown.)

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。