データアクセスをクラウドに一元化し、増大するマーケティングリクエストに対応

マーケティングデータへのリアルタイム接続をクラウドに統合、マーケティング担当者がTableau で重要なインサイトを分析・提供することを可能に。

レポート作成依頼を数分で処理
コストのかかる開発や保守を行うことなく、あらゆるシステムやアプリケーションから目的の分析ツールへの接続を管理者が簡単に追加。
簡単なオンボーディング
CData Connect Cloud は複雑なセットアップやパイプライン構築を必要としないため、Time to Value を大幅短縮。無償トライアルですぐに連携を開始。
必要なデータを必要なときに
CData Connect Cloud で、 Belden のマーケティング、営業、経営陣の各チームは、1つのダッシュボードでリアルタイムデータを簡単に分析可能に。

Belden は、産業・企業・放送市場向けにケーブルおよびネットワーク機器のソリューションを提供する米国の大手メーカーです。同社は、初のテレビ放送や国際宇宙ステーションの支援を行うなど、120年以上にわたってデータ、オーディオ、ビデオ技術の進歩をけん引してきました。

革新的なビジネスを展開するBelden のマーケティングチームは、競合他社より優位に立つための新しい方法を常に模索しています。現代のビジネスニーズに対応するため、同社はマーケティングテクノロジースタックの拡大に着手し、SEO や広告出稿などのベストプラクティスを導き出すためにデータを広く活用しています。

しかし、クラウドアプリケーションやマーケティングプラットフォームの導入数が増えるにつれて、データをTableau で統合し、マーケティングチームが活用できるようなわかりやすく包括的なレポートを作成することが難しくなり、時間がかかるようになった、とBelden Data & Analytics (D&A) IT Supervisor のPaul Summitt 氏は感じていました。

マーケティングデータの肥大化がIT チームにとって大きな負担となり始めたため、Summitt 氏はCData Connect Cloud を導入してマーケティングに用いるデータソースをクラウド上に一元化、最も効果的な取り組みを特定して強化できる体制を整えました。

マーケティング部門からの依頼を受けて、使用しているSaaS アプリケーションにログインするだけで、簡単にデータをTableau に連携できるWeb ベースのコネクタを見つけ出すという難しいミッションに取り掛かりました... 特に難しい要求は*Pardot でした。

– Paul Summitt, Belden D&A IT Supervisor

*Pardot: 現Account Engagement

Challenge: 限られたIT リソースに対してデータ需要は増加

CData Connect Cloud 導入前のBelden では、Tableau のネイティブコネクタを利用してデータを可視化し、レポートとしてまとめていました。しかし、マーケティングチームのテクノロジースタックの種類はすぐにTableau のネイティブコネクタではサポートし切れる範囲を超え、サポート対象外のプラットフォームのデータを可視化したい、という依頼が Belden のIT チームに殺到しました。

このようなケースは頻繁に発生します。マーケティングチームはIT チームに対して、カスタムコネクタで不足分を補い、すべてのデータソースをデータウェアハウスに統合するよう提案したのですが、Summitt 氏のチームにはカスタムデータパイプラインをサポートする予算も余力もありませんでした。

社内でカスタムAPI を構築して保守運用するには、専任のチームが必要だとわかっていました。しかし私たちにはAPI 保守運用の専任チームは用意できません。API の仕様は頻繁に変わってしまうんです。

– Paul Summitt, Belden D&A IT Supervisor

Summitt 氏は別のプロジェクトでCData HubSpot Driver を利用した経験があり、すでにCData の連携ソリューションに馴染みがありました。

「とても簡単でした。このドライバーを使えば、社内でデータを格納する必要がなく、Tableau から直接取り込むだけでよかったのです。ですから、CData が私たちが必要とするすべてを行ってくれるコネクティビティ企業であることは、すでにわかっていました。」とSummitt 氏は語りました。

このプロジェクトのためのソリューションを調査していたSummitt 氏は、CData Connect Cloud を発見しました。CData Connect Cloud は、クラウド型の単一のプラットフォームで150種類以上のデータソースやアプリケーションのデータにアクセスできる、直感的に利用できるData Connectivity-as-a-Service です。

「はじめは他のベンダーと交渉していたのですが、細かいオプションなどを考慮すると彼らの製品パッケージはあまりに高価で、時間を無駄にするばかりでした。そんな時、ちょうどConnect Cloud がリリースされたのを知って、これならコネクタを一箇所に統合できると考えました。CData を選定せよ、というお告げだと思いました。」

CData Connect Cloud により、インストールやコストのかかるデータウェアハウスを必要とせずに、Pardot、Google 広告、Google Analytics、Facebook、X(旧Twitter)、Instagram などのマーケティングデータをノーコードでTableau に取り込めるようになりました。

Solution: すべての接続を一箇所に、連携は素早く完結

Summitt 氏がCData Connect Cloud を導入したのは最近のことですが、Belden の彼のチームはすでにこのツールに大きな価値を感じています。短期間の導入プロセスを経て、Summitt 氏は現在、マーケティング、カスタマーエクスペリエンス(CX)、営業、経営陣の各チームに、適切かつ評価可能な結果を含むTableau ダッシュボードを迅速に提供できるようになりました。

レポートが作成されると、Belden の従業員はダッシュボードの「更新」をクリックするだけで、すべてのデータをリアルタイムで確認することができます。例えば、マーケティングチームは複数のチャネルにわたる支出を調べて、マーケティング活動がWeb トラフィックとコンバージョンにどのように反映されるかを分析できるようになりました。

CData Connect Cloud では、Tableau をGoogle Analytics、Google 広告、Salesforce と連携しています。また、Pardot、LinkedIn、Instagram、Facebook、Twitter のコネクタも設定できました。そして私自身が保守する必要なく、これらすべてのデータ接続を一箇所に集約しているのです。

– Paul Summitt, Belden D&A IT Supervisor

Summitt 氏は、CData Connect Cloud が将来、より多くのビジネスチームに利益をもたらし、社内の全員がデータドリブンになれる可能性を見出しています。

「これは革新的なことです。マーケティング担当者は私のような人間に頼ることなく、苦労せずに必要なデータを入手できるようになるのです。私の考えでは、これは大成功を収めるでしょう。」

CData でデータ連携・データ活用をはじめましょう