管理機能がさらにパワーアップしました!|CData Sync V23

by 出村さやか | 2023年08月02日

かゆいところに手が届く、CData Sync の管理機能がV23 にてさらにパワーアップしました!

本記事では、次の3点についてご紹介します。

  1. 接続&ジョブ設定がクローン(コピー)できるようになりました
  2. 接続&ジョブ設定をグルーピングできるようになりました
  3. アクセス制御(RBAC)が強化されました

※CData Sync の基本操作については、CData Sync ハンズオン資料をご参照ください!

接続&ジョブ設定がクローン(コピー)できるようになりました

CData Sync でデータ複製(レプリケーション)を行うとき、はじめに行うのがデータソース、および同期先(DB/DWH)との接続設定です。

この接続設定、これまでは同じデータソース・同期先への接続であっても、都度個別に設定画面を開き、新しく接続設定を作成する必要がありました。

一方、V23 では接続設定のクローン機能が実装されました!

これにより、既存の接続設定をクローンし、既存の接続と異なる値のみ書き換え、再認証を行えば接続設定完了です。

上記では、接続設定のクローンをご紹介しましたが、同様にジョブ設定もクローンいただくことが可能です。

大量に同じような接続・ジョブを作成いただく必要がある場合には、クローン機能をご活用ください!

接続&ジョブ設定をグルーピングできるようになりました

CData Sync をご活用いただく中で接続やジョブの数が増えてくると、どういった目的で作られた接続・ジョブだったのかが把握しづらくなることがあるかと思います。とはいえ、Excel などで別途管理するもの面倒です。

そこでV23 では、接続、およびジョブ設定に[ラベルを追加]することで、例えばユーザーや部署ごとに接続・ジョブ設定をグルーピングすることができるようになりました!

また、ラベルを追加するとフィルタリング機能でラベルごとに接続・ジョブ設定を絞り込むことができるようになります。

ラベルとフィルタリング機能を活用することで接続・ジョブ設定の検索効率を高めていただけると思いますので、ぜひご活用ください!

アクセス制御(RBAC)が強化されました

最後にご紹介するのが、アクセス制御機能です。

この機能を利用いただくと、接続・ジョブ設定の両方ができるユーザー、ジョブの設定のみできるユーザーといったように、ユーザーごとにCData Sync で行える操作の範囲を制御することができます

具体的には、次の4つのロールが設定できるようになりました。

  1. Admin ロール
    新しいジョブや接続の作成、アプリケーション設定の変更などのコンソールでサポートされるすべての操作を実行できます。

  2. Standard ロール
    ジョブや接続の作成、編集、削除はできますが、設定タブで公開されているようなアプリケーション全体の設定を変更することはできません。

  3. Job Creator ロール
    ジョブや変換の作成、編集、削除はできますが、接続の作成はできません。また設定タブで公開されているようなアプリケーション全体の設定を変更することはもちろん、参照もできません。

  4. Job Operator ロール
    読み取り専用のロールです。このロールのユーザーは接続の作成、新しいジョブの作成、ジョブの削除はできません。またアプリケーション設定の変更はもちろん、参照もできません。Operator ユーザーは、ジョブの開始と停止、ジョブ履歴の表示、およびジョブのログのダウンロードを行うことができます。

適切な権限の付与ができるようになったことでCData Sync の管理がより楽になりそうですね!ぜひ、ご活用ください。

まとめ

以上CData Sync V23 で強化された管理機能のご紹介でした。

CData Sync は、30日間の無償トライアルが可能です。ぜひ、パワーアップしたCData Sync をお手元の環境でお試しいただければうれしいです!

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