2022年9月20日、CData Software Japan 合同会社(本社:アメリカノースカロライナ州、日本オフィス:宮城県仙台市、代表社員 職務執行者 疋田 圭介、以下CData)は、250+ のSaaS / クラウドデータベースとのデータ連携をシンプルにするCData Drivers のV22 をリリースしました。
V22 のリリースでは、ドライバープロパティの階層化によるユーザビリティの向上などのUI 改善、Salesforce、kintone、BigQuery など主要ドライバーで多くの機能追加、Google Analytics GA4 対応など既存製品のAPI 追従、新データソースの追加などを行っています。新規のユーザーにはより使いやすく、既存のユーザーにはAPI 変更の追従コストをミニマイズしつつ継続的な機能改善を提供し、維持可能なAPI 連携をお届けします。
CData Drivers は、250種類以上のSaaS / データベースに対して扱いやすいODBC、JDBC、ADO.NET をはじめとする標準接続インターフェースを提供するコネクタライブラリ群です。企業ではSalesforce、Dynamics 365、kintone、SAP HANA など多様な業務アプリケーションをSaaS 形態で利用しており、業務データは複数のサービスに分散してしまっています。CData Drivers は、企業が使い慣れたBI ツール、データ連携ツール、ノーコード / ローコードツールからAPI コーディングなしでSaaS データを利用可能にし、企業のデータ活用をサポートしています。V22 のリリースのポイントは以下になります:
■製品全体の機能追加
CData Drivers 製品をより使いやすくするためのUI の改善や機能追加を行っています。データ連携のハードルを下げ、より多くのエンジニア・ビジネスパーソンがデータを活用できることを目指しています。
- 接続プロパティの階層化:SaaS データソースへの接続にはBasic 認証、OAuth、クライアント証明書など一つのサービスへのアクセスでも複数の認証方法がサポートされています。また接続プロパティでさまざまなドライバー機能の制御を行っています。V22 ではプロパティの表示・非表示が動的にコントロール可能になり、プロパティ設定が圧倒的に簡単になりました。:記事リンク
- トライアル版と製品版のパッケージ統合:従来トライアル版と製品版は別のインストールパッケージでしたが、V22 からは同じパッケージになり、トライアル版に製品版ライセンスを登録することで製品版として利用が可能になります。:記事リンク
- ストレージデータソースのCUD サポート:Azure Blob、Azure Data Lake Storage Gen1 / Gen2、Dropbox、FTP、SFTP、Google Cloud Storage、Amazon S3 など。
- Stream オブジェクトのストアドプロシージャでの指定が可能に。
- 接続設定画面のUI のモダナイズ(ODBC、Power BI Connectors、SSIS)。
- クラウドストレージのUI 選択:クラウドストレージ内のCSV・Excel・JSON にアクセスする際に、Box、Google Drive、S3 などの対象ストレージをプロパティで選択可能に。:記事リンク
- バージョン取得メソッドをJDBC Drivers でサポート。
- バッチ処理関数をExcel Add-Ins で追加(CDATAINSERT、CDATAUPDATE、CDATADELETE 使用時)。
■接続技術のプラットフォームの刷新への対応
CData Drivers は、ユーザーのツール・アプリケーションに応じて多様な接続テクノロジーで製品を提供しています。テクノロジープラットフォームは絶えずアップデートを行っており、ユーザーが最新のプラットフォームからドライバーが使えるように絶えずドライバーでも基底となるテクノロジーの対応を行っています。
- Visual Studio 2022、.NET 6 のサポート
- EntityFramework Core 6.0 のサポート
- MAC M1 のサポート:ODBC Drivers (Mac) およびPython Connectors でのM1 のサポート
- Python 3.10 のサポート:Python Connectors でPython 3.10 をサポート
- RAD Studio 11 Alexandria のサポート
■個別のSaaS、DB、ストレージなどのデータソースに対する機能追加
企業が利用しているSaaS は速いペースで機能追加が行われています。また、CData Drivers は多くのユーザーに利用されており特定のシナリオを実現するためのクエリのリクエストを受けています。CData では、数千社のエンドユーザー、150を超えるOEM パートナーのリクエストに応える継続的な機能追加を実現しています。
- Salesforce:ストアドプロシージャでダウンロードしたデータをメモリ上に保持、メタデータの取得とデプロイ、API Limit のステータスを取得、OAuth JWT 認証のサポート。
- サイボウズkintone:フィールド名としてコードを使用、ページサイズの指定が可能に。:記事リンク
- Google BigQuery:データ挿入時にGCS へのステージングをサポート、バッチ更新・削除、マテリアライズドビューのサポート、スナップショットテーブルのサポート、ALTER TABLE 文・MERGE 文のサポート。
- Google スプレッドシート:Folder プロパティに指定したフォルダの下階層にあるスプレッドシートの探索、Folders ビューの追加、シート上のデータテーブルのレンジ指定でのクエリ、スプレッドシートID、シートID をテーブル名として使用が可能に。:記事リンク
- Marketo:StaticLists の取得、ProgramMembers ビューをテーブルに変更。
- NetSuite:SuiteQL スキーマのテーブルを拡充、保存検索のカラム名としてラベルを適用。
- Snowflake:Prepared Query のサポート。
- Office 365:予定の転送、予定のキャンセル、グループのユーザーの取得をサポート。
- Dynamics CRM:VirtualType のサポート。
- Dynamics 365 Sales:PageSize の変更をサポート。
- REST:CSV のサポート、接続プロパティでXML フォーマットを設定。:記事リンク
- Box:メタデータテンプレートインスタンスの取得。:記事リンク
- CSV:SFTP のファイルに対する削除、コピー、移動、ExcludeFiles プロパティで除外するファイルを指定。
- Shopify:Basic(Private App)とOAuth(Public / Customer app)を追加、スキーマの拡充。
- SAP Concur:Invoice(一部)、Expense(一部)のサポート。
- サイボウズGaroon:全ユーザーのイベントの取得。:記事リンク
- Google 系のデータソースでGOOGLE JSON BLOB JWT 認証をサポート。
- Azure 系のデータソースでAzure Service Principal 認証方式をサポート。
- CSV などのファイル系データソースで、SharePoint オンプレミス・Azure Files Shares・IBM Cloud Object Storage をサポート。
■Google Analytics GA4 をはじめとするAPI バージョン変更のサポート
SaaS のAPI バージョンへの追従はクラウドデータ連携を行っている企業すべての頭痛の種です。微細な変更の場合もあれば、認証方式からレスポンス形式まで全く別のAPI になる場合もあります。CData では基底となるAPI のデータモデルをリレーショナルテーブル&SQL にモデル化し、API 変更を最大限吸収しています。これによりCData Drivers を使ったデータ連携では、バージョン切り替えの工数をミニマムに抑えることが可能です。
- Salesforce Pardot API V5 のサポート
- Google Analytics GA4 のサポート:記事リンク
- Elasticsearch OpenSearch 2.0 のサポート
- NetSuite API 2022.01 のサポート
- Twitter Ads API V11 のサポート
- Salesforce API V54 のサポート
- Facebook Ads API V13.0 のサポート
- Facebook API V13.0 のサポート
- Amazon Athena IMDS V2 のサポート
- Google Ads API V10 のサポート
■新しいドライバーのリリース
CData Software, Inc. は、クラウドデータのコネクティビティソリューションおよびデータ連携ツールのリーディングベンダーです。250以上のSaaS、NoSQL やアプリケーションデータに標準接続するドライバーとデータ接続テクノロジーの開発に特化し、各種ツール、クラウドサービス、カスタムアプリケーションからのリアルタイム接続を実現します。CData 製品は、世界中の企業のデータ統合ソリューションにて利用されているほか、Salesforce、TIBCO、アステリアなど150以上のデータ製品ベンダーにOEM されています。
CData Drivers 製品ページ:https://www.cdata.com/jp/drivers/
※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
製品・サービスに関するお問い合わせ先
CData Software Japan 合同会社 担当:對馬 陽子
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1-6-27 仙信ビル8F
E-mail:[email protected]