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こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData Cmdlets for Sage300 を使えば、PowerShell からSage 300 に手軽に連携して、データのCRUD やエクスポートを実行できます。
本記事では、Sage 300 への接続方法からCSV エクスポート、データの操作までサンプルコード付きで解説していきます。
それでは、まずはSage 300 への接続設定からはじめていきましょう。接続設定にはCData Sage 300 Cmdlets が必要となります。右側のサイドバーから製品の全機能が使える30日間の無償トライアルがダウンロードできるので、ぜひご利用ください。
インストールが完了したら、プロファイルに以下の行を追加してください。次のPowerShell セッションでモジュールがロードされます。
Import-Module Sage300Cmdlets;
Connect-Sage300 コマンドを使ってSage 300 との接続を設定します。各接続プロパティの取得方法は次に説明します。
$conn = Connect-Sage300 -User "$User" -Password "$Password" -URL "$URL" -Company "$Company"
Sage 300 には、Sage 300 Web API で通信するための初期設定が必要となるます。
Basic 認証を使用してSage 300 へ認証します。
Sage 300 に認証するには、次のプロパティを入力してください。プロバイダーは、クッキーを使用してSage 300 が開いたセッションを再利用することに注意してください。 そのため、資格情報はセッションを開く最初のリクエストでのみ使用されます。その後は、Sage 300 が返すクッキーを認証に使用します。
これで接続設定は完了です。
接続が完了したので、OEInvoices テーブルデータを取得して結果をCSV ファイルにエクスポートします。
Select-Sage300 -Connection $conn -Table OEInvoices | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myOEInvoicesData.csv -NoTypeInformation
このコードでは、Select-Sage300 から取得した結果をSelect-Object に流して、Export-Csv に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報を結果セットのそれぞれの行に挿入するためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv コマンドに渡す前に除外を先に行い、そのあとでCSV ファイルにエクスポートします。
このように、CData Cmdlets を使えばPowerShell でのSage 300 のデータへの連携をシンプルに実現できます。ぜひCData PowerShell Cmdlets の30日間無償トライアルをダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携をお試しください。