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こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
Domo は、組織全体でデータを管理、分析、また共有し、組織が戦略的な機会を逃さず判断し対応することを実現するデータ活用プラットフォームです。Domo Workbench は、社内データをDomo にアップロードするための安全なクライアントサイドソリューションを提供します。CData ODBC Driver for Sage300 は、Domo Workbench をSage 300 のデータ に連携します。Workbench で標準のSQL クエリを使用してSage 300 のデータ からデータセットを構築し、Domo サービスでSage 300 のデータ のリアルタイムビジュアライゼーションを作成できます。
CData ODBC ドライバーは、最適化されたデータ処理がドライバーに組み込まれているため、Domo のライブSage 300 のデータとの連携に高いパフォーマンスを提供します。Domo からSage 300に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作を直接Sage 300にプッシュし、埋め込みSQL エンジンを利用してサポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作)を処理します。 組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブのDomo データ型を使用してSage 300 のデータを視覚化および分析できます。
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてSage 300 の接続を設定、2.Domo 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
まずは、本記事右側のサイドバーからSage300 ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
ODBC DSN (data source name) にて接続プロパティをまだ指定していない場合、指定します。ODBC DSN を作成し構成するために、Microsoft ODBC Data Source Administrator を利用できます。
Sage 300 には、Sage 300 Web API で通信するための初期設定が必要となるます。
Basic 認証を使用してSage 300 へ認証します。
Sage 300 に認証するには、次のプロパティを入力してください。プロバイダーは、クッキーを使用してSage 300 が開いたセッションを再利用することに注意してください。 そのため、資格情報はセッションを開く最初のリクエストでのみ使用されます。その後は、Sage 300 が返すクッキーを認証に使用します。
DSN を構成する際、Max Rows の接続プロパティ設定が必要かもしれません。これにより返される行数を制限します。レポートやビジュアライゼーション(可視化)を設計する際のパフォーマンス向上に、とくに役立ちます。
DSN を作成したあと、Sage 300 DSN を用いDomo Workbench でSage 300 のデータセットを作成し、そのデータセットに基づきDomo サービスでビジュアライゼーションを構築する必要があります。
下記の手順に沿って、CData ODBC Driver for Sage300 を用いて Domo Workbench のSage 300 のテーブルに基づいたデータセットを構築できます。
SELECT * FROM OEInvoices
備考: ODBC ドライバーを利用しSage 300 のデータ データへ接続することで、データを取得するためにシンプルなSQL の知識だけで、Sage 300 特有のAPI またはプロトコルを知る必要性がなくなります。
データセットのジョブを実行すると、データセットはDomo サービスからアクセス可能になります。これにより、Sage 300 のデータ を基にした可視化、レポート作成、そしてさらにさまざまなことができるようになります。
DataSet Job を保存しDomo Workbench 上で実行すると、Domo サービス上で Sage 300 のデータ の可視化準備が完了です。
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。