DBArtisan でJDBC 経由でSage 300 データ をデータ連携利用
DBArtisan のウィザードを使用して、Sage 300 のJDBC データソースを作成します。
加藤龍彦
デジタルマーケティング
最終更新日:2022-09-23
CData
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData JDBC Driver for Sage300 は、データベースとしてSage 300 のデータ に連携できるようにすることで、Sage 300 のデータ をDBArtisan などのデータベース管理ツールにシームレスに連携します。ここでは、DBArtisan でSage 300 のJDBC ソースを作成する方法を説明します。データを直観的に標準SQL で実行できます。
Sage 300 データ をDBArtisan Projects に連携
以下のステップに従って、Sage 300 をプロジェクトのデータベースインスタンスとして登録します。
- DBArtisan で、[Data Source]->[Register Datasource]とクリックします。
- [Generic JDBC]を選択します。
- [Manage]をクリックします。
- 表示されるダイアログで、[New]をクリックします。ドライバーの名前を入力し、[Add]をクリックします。次に、ドライバーJAR に移動します。ドライバーJAR は、インストールディレクトリのlib サブフォルダにあります。
-
Connection URL ボックスで、JDBC URLに資格情報とその他の必要な接続プロパティを入力します。
Sage 300 には、Sage 300 Web API で通信するための初期設定が必要となるます。
- Sage 300 のユーザー向けのセキュリティグループを設定します。Sage 300 のユーザーに、Security Groups の下にあるbSage 300 Web API
オプションへのアクセスを付与します(各モジュール毎に必要です)。
- /Online/Web と/Online/WebApi フォルダ内のweb.config ファイルを両方編集して、AllowWebApiAccessForAdmin
のキーを
true 設定します。webAPI アプリプールを再起動すると設定が反映されます。
- ユーザーアクセスを設定したら、https://server/Sage300WebApi/ をクリックして、web API
へのアクセスを確認してください。
Basic 認証を使用してSage 300 へ認証します。
Basic 認証を使用して接続する
Sage 300 に認証するには、次のプロパティを入力してください。プロバイダーは、クッキーを使用してSage 300 が開いたセッションを再利用することに注意してください。
そのため、資格情報はセッションを開く最初のリクエストでのみ使用されます。その後は、Sage 300 が返すクッキーを認証に使用します。
- Url:Sage 300 をホストするサーバーのURL に設定します。Sage 300 Web API 用のURL を次のように作成してください。
{protocol}://{host-application-path}/v{version}/{tenant}/ 例えば、
http://localhost/Sage300WebApi/v1.0/-/ です。
- User:アカウントのユーザー名に設定します。
- Password:アカウントのパスワードに設定します。
ビルトイン接続文字列デザイナー
JDBC URL の構成については、Sage 300 JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.sage300.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
下は一般的な接続文字列です。
jdbc:sage300:User=SAMPLE;Password=password;URL=http://127.0.0.1/Sage300WebApi/v1/-/;Company=SAMINC;
- ウィザードを終了して、Sage 300 に接続します。Sage 300 エンティティは、[Datasource Explorer]に表示されます。
ほかのデータベースを使うのと同じように、Sage 300 を使うことができます。
Sage 300 API にサポートされているクエリについてのより詳しい情報は、ドライバーのヘルプドキュメントを参照してください。
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