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こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
Node.js はブラウザ上以外でJavaScript コードを使用できるJavaScript ランタイム環境です。CData ODBC Driver for Sage200 を使用すれば、Node.js アプリとスクリプトから、リアルタイムSage 200 のデータにアクセスできます。この記事ではnode-odbc のインストールと、リアルタイムSage 200 のデータへのアクセスが可能な、シンプルなNode.js アプリケーションを作成するために必要なツールについて説明します。
ビルトインの最適化されたデータ処理により、CData ODBC Driver は比類のないパフォーマンスで、Node.js のリアルタイムSage 200 のデータとやりとりできます。Node.js からSage 200 に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をSage 200 に直接プッシュし、組み込まれたSQL エンジンを利用してサポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)をクライアント側で処理します。
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてSage 200 の接続を設定、2.Node.js 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
まずは、本記事右側のサイドバーからSage200 ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
必要な接続プロパティの値が未入力の場合には、データソース名(DSN)で入力します。組み込みのMicrosoft ODBC Data Source Administrator を使用し、DSN を構成できます。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
CData ODBC Driver を介してSage 200 に接続するには、必要なツールをインストールした後に、node-odbc を手動で構築する必要があります。
以下のコマンドでは、node-odbc の構築に必要なツールをインストールします。(ツールをグローバルにインストールする-g パラメータに注意してください。)
npm i -g windows-build-tools npm i -g node-gyp
必要なツールをインストールしたらNode.js アプリケーションのディレクトリを作成し、Node.js スクリプトで使用するバイナリを構築するodbc をインストールします。
mkdir nodeodbc cd nodeodbc npm i -g node
ODBC Driver がインストールされ、DSN が構成されて、node-odbc が構築されたら、Node.js アプリケーションからリアルタイムSage 200 のデータをクエリすることができるようになります。以下のサンプルコードは、特定のDSN に接続してBanks テーブルをクエリします。
const odbc = require('odbc'); async function querySage200() { const connection = await odbc.connect(`DSN=CData Sage200 Source`); const data = await connection.query('SELECT Id, Code FROM Banks'); console.log(data); } querySage200();
アプリケーションを作成したら、node を使用してスクリプトを実行します。
node myscript.js
CData ODBC Driver for Sage200 の30日の無償評価版 をダウンロードすればNode.js でリアルタイムSage 200 のデータを使用できます。ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。