Sage 200 のデータをDataSpider Servista の連携先として使う方法
CData JDBC ドライバを使って、データ連携ツールのDataSpider Servista からSage 200 のデータを連携利用する方法を解説。
杉本和也
リードエンジニア
最終更新日:2023-09-07
CData
こんにちは!リードエンジニアの杉本です。
DataSpider Servista は、異なるシステムのデータやアプリケーションをノンプログラミングで「つなぐ」データインテグレーションプラットフォームです。
CData JDBC ドライバはDataSpider Servista において、JDBC データソースとして利用することが可能です。通常のJDBC の検索・更新などのアイコンを使って、標準SQL でSaaS/Web DB のデータを扱うことを可能にします。
この記事では、DataSpider で CData JDBC Driverを利用してSage 200 のデータに外部データとしてSQL でアクセスする方法を紹介します。
CData JDBC Driver for Sage200 をDataSpider にコネクタとして登録
- JDBC Driver をDataSpider と同じサーバーにインストール
- DataSpider の外部JDBCドライバのパスにCData JDBC ドライバのcdata.jdbc.sage200.jar とcdata.jdbc.sage200.lic を配置
DataSpider 側:DataSpiderServista\server\plugin\data_processing\modules\jdbc_adapter
- グローバルリソースのプロパティで、ドライバクラス名およびURL を入力。
- 接続名:任意
- 種別:デフォルト
- 接続タイプ:接続タイプ:JDBC(JDBC接続設定)
- ドライバクラス名:cdata.jdbc.sage200.Sage200Driver
- URL:jdbc:sage200:SubscriptionKey=12345;Schema=StandardUK;InitiateOAuth=GETANDREFRESH
-
- Schema:どのエディションのSage 200 に接続するかを決定します。StandardUK または
ProfessionalUK を指定してください。
- Subscription Key:接続を確立するために使用するAPI へのアクセスを提供します。まず、
Sage 200 API web サイトにログインして、アカウントにマッチするAPI エディションにサブスクライブしてください。
こちらから手順を実行できます。https://developer.columbus.sage.com/docs/services/api/uk.
その後、Sage 200 へのログインするとプロファイル内でサブスクリプションキーを確認できます。
DataSpider でSage 200 のデータを連携利用する
あとは通常のRDB コンポーネントのように、Sage 200 のデータを扱うことが可能です。ツールパレットのJDBC からSQL 実行やストアドプロシージャ実行コンポーネントが使用できます。
例えばSage 200 のデータの取得であれば、検索系SQL実行処理を使って、SELECT 文でSage 200 のデータを抽出することができます。
このようにCData JDBC ドライバを使って、簡単にDataSpider でSage 200 のデータ データをノーコードで連携利用することができます。
CData JDBC Driver for Sage200 30日の無償評価版 をダウンロードして、お試しください。
関連コンテンツ