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こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。
Denodo Platform は、エンタープライズデータベースのデータを一元管理するデータ仮想化製品です。CData JDBC Driver for QuickBooks と組み合わせると、Denodo ユーザーはリアルタイムQuickBooks のデータと他のエンタープライズデータソースを連携できるようになります。この記事では、Denodo Virtual DataPort Administrator でQuickBooks の仮想データソースを作成する手順を紹介します。
最適化されたデータ処理が組み込まれたCData JDBC Driver は、リアルタイムQuickBooks のデータを扱う上で比類のないパフォーマンスを提供します。QuickBooks にSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をQuickBooks に直接渡し、サポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)は組み込みSQL エンジンを利用してクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使ってQuickBooks のデータを操作および分析できます。
Denodo からリアルタイムQuickBooks のデータに接続するには、JDBC Driver のJAR ファイルをDenodo の外部ライブラリディレクトリにコピーし、Virtual DataPort Administration Tool から新しいJDBC データソースを作成する必要があります。
Database URI:必要な接続プロパティを使用してJDBC のURL に設定。例えば次のようになります。
jdbc:quickbooks:URL=http://remotehost:8166;User=admin;Password=admin123;
Database URI の作成については以下を参照してください。
JDBC URL の作成の補助として、QuickBooks JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.quickbooks.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
ローカルQuickBooks インスタンスへの接続には接続プロパティ入力は不要です。
CData 製品は、リモートコネクタ経由でQuickBooks にリクエストを作成します。リモートコネクタはQuickBooks と同じマシン上で動作し、軽量の組み込みWeb サーバーを介して接続を受け入れます。サーバーはSSL/TLS をサポートし、ユーザーにリモートマシンからのセキュアな接続を可能にします。
初めて接続するときは、CData 製品をQuickBooks で認証する必要があります。詳しくは、ヘルプドキュメントの「Using the Remote Connector」を参照してください。
データソースを作成したら、Denodo Platform で使用するQuickBooks のデータの基本ビューを作成できます。
SELECT * FROM cdata_quickbooks_customers CONTEXT ('i18n'='us_est', 'cache_wait_for_load'='true')
基本ビューを作成すると、Denodo Platform の他のデータソースと同様にリアルタイムQuickBooks のデータを操作できるようになります。例えば、Denodo Data Catalog でQuickBooks にクエリを実行できます。
CData JDBC Driver for QuickBooks の30日の無償評価版をダウンロードして、Denodo Platform でリアルタイムQuickBooks のデータの操作をはじめましょう!ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。