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Microsoft OneDrive ODBC Driver を使って、ODBC 接続をサポートするあらゆるアプリケーション・ツールからMicrosoft OneDrive にデータ連携。

Microsoft OneDrive データにデータベースと同感覚でアクセスして、Microsoft OneDrive のFiles、Changes、Apps データに使い慣れたODBC インターフェースで連携。

Magic xpi からCData ODBC Driver を使ってMicrosoft OneDrive につないでみた

CData ODBC Driver を使って、Microsoft OneDrive へのデータ連携をMagic xpi から行うことができます。Magic xpi の「データマッパー」機能を使って、Microsoft OneDrive のデータをMagic xpi で使ってみましょう。

桑島義行
テクニカルディレクター

最終更新日:2022-11-20
onedrive ロゴ

CData

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Magic xpi ロゴ

こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。

ノーコードでデータを連携・同期・統合するデータ連携(EAI)ツール「Magic xpi」には、ODBC でデータベースへ接続する機能が備わっているので、これを使ってMicrosoft OneDrive のデータ連携を行うことが可能です。 通常、Microsoft OneDrive などのSaaS として提供されるアプリケーションにはWeb API でアクセスしますが、CData Microsoft OneDrive ODBC Driver によって、RDB にアクセスするのと同感覚で、Microsoft OneDrive のデータを扱うことができます。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。

  1. Microsoft OneDrive をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
  2. 多様なアプリケーション、ツールにMicrosoft OneDrive のデータを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定
  4. 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてMicrosoft OneDrive の接続を設定、2.Magic xpi 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとMicrosoft OneDrive への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからOneDrive ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

Magic xpi スタジオにてプロジェクトを作成して、ODBC接続設定を行います。

  1. Magic xpi スタジオを起動してメニューバーからファイル > 新規 を選択します。新規プロジェクトウィンドウが起動したらプロジェクト名を指定して新規プロジェクトを作成します。
    magicxpi
  2. メニューバーからプロジェクト > リソース を選択します。リソース設定ウィンドウが起動したら左下の「新規」ボタンをクリックします。
    magicxpi
  3. 新規リソースウィンドウにて、リソースタイプを「Database」を選択、リソース名にCDataMicrosoft OneDriveを指定して「OK」ボタンをクリックします。
    magicxpi
  4. リソース設定ウィンドウにて、DBMSには「ODBC」、データソース名には、Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターのシステムDSNで定義されたデータソース名(DSN)、例えば「CData Microsoft OneDrive Source」などを設定します。
    magicxpi Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定する方法は、CData Microsoft OneDriveのヘルプドキュメントの「はじめに」をご参照ください。

    Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターで必要なプロパティを設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」をご参照ください。

    OneDrive 接続プロパティの取得・設定方法

    OneDrive は接続にOAuth 認証を使用します。OAuth を使用して認証するには、OneDrive API 用のアプリを作成して、OAuth クライアントID、OAuth クライアントシークレット、およびコールバックURLを取得してください。OAuth 情報の取得については、MS 公式のこちらのページが参考になります。取得したこれらの情報をOAuthClientIdOAuthClientSecretCallbackURL の接続プロパティに設定することで認証を設定できます。

    認証についての詳細は、ヘルプドキュメントの「OAuth」のセクションをご確認ください。

    「検証」ボタンをクリックしてデータベースとの接続が成功することを確認して、リソース設定ウィンドウを「OK」ボタンをクリックして終了します。

Microsoft OneDrive のデータをCSV ファイルへ出力するフローの作成

Magic xpi スタジオにて、データマッパーコンポーネントを使用してMicrosoft OneDrive のデータをCSV ファイルへ出力するフローを作成します。

  1. プロジェクト内に作成されたフローを右クリックして、特性を選択します。フロー特性ウィンドウが起動したら自動起動をYesに変更して「OK」ボタンをクリックします。
    magicxpi
  2. トリガコンポーネントが「自動起動」に設定されたことを確認します。コンポーネント内のデータマッパーを右側のペインにドラッグ&ドロップします。
    magicxpi
  3. データマッパーウィンドウが起動するので「構成」ボタンをクリックします。
    magicxpi
  4. 送り元/送り先管理ウィンドウが開くので、送り元のタイプをDatabase、送り先のタイプをフラットファイルに設定します。
    magicxpi
  5. 送り元の「特性」ボタンをクリックして、データベーススキーマ特性ウィンドウにてDB オペレーションで「Select」を選択、データベース定義で「CDataMicrosoft OneDrive」を選択して「ウィザード」ボタンをクリックします。
    magicxpi
  6. 使用可能テーブルからテーブルを選択して「追加」ボタンをクリックして選択済テーブルに追加されたことを確認して「次へ」ボタンをクリックします。
    magicxpi
  7. データベースウィザードにて出力したいカラムを使用可能カラムから「追加」ボタンをクリックして選択済カラムに追加されたことを確認して「次へ」ボタンをクリックします。 Where 句とOrder By 句の定義ウィンドウが表示されるので必要であれば設定して「次へ」ボタンをクリックします。
    magicxpi
  8. ウィザードの結果にてSQL が表示されます。誤りがなければ「終了」ボタンをクリックします。
    magicxpi
  9. 次に、送り先の「特性」ボタンをクリックして、フラットファイルウィンドウにてデータの送り先で「ファイル」を選択、右横のウィンドウにパス付の出力ファイル名を入力します。 下段の「新規」ボタンを、出力するカラム数分クリックして出力項目を定義します。出力項目に併せて必要に応じて型や桁数を定義してください。
    magicxpi
  10. 送り元/送り先管理ウィンドウに戻り「マップ」ボタンをクリックします。
  11. 「マップ」ウィンドウが起動するので、送り元から送り先の項目へのドラッグ&ドロップ操作で線でつなぎます。「OK」ボタンをクリックします。 送り元/送り先管理ウィンドウに戻り「OK」ボタンをクリックします。
    magicxpi

Magic xpi スタジオからのテスト実行

Magic xpi スタジオから作成したフローを実行します。

  1. メニューバーからデバッガ > 開く を選択します。チェック処理が実行され正常に終了すると、メニューバーからデバッガ > 実行 が活性化されるので選択します。
    magicxpi
  2. フローが実行されて正常に終了すると送り先のフラットファイルウィンドウで指定したファイルが作成されてMicrosoft OneDrive 内の指定したカラムのデータが出力されていることを確認できます。
    magicxpi

おわりに

このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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