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Office 365 ODBC Driver を使って、ODBC 接続をサポートするあらゆるアプリケーション・ツールからOffice 365 データに連携。

Office 365 データに標準ODBC Driver インターフェースを使ってRDB と同感覚でアクセス - Outlook Mail、Contact、Calendar、Files などに標準ODBC インターフェースで双方向連携。

Informatica PowerCenter でOffice 365 のデータを抽出、変換、ロードする

Informatica PowerCenter でOffice 365 のデータのシンプルなWorkflow を作成。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-04-03

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

Informatica は、データ転送用の強力で洗練された手段を提供します。CData ODBC Driver for Office365 を利用することで、Informatica の強力なデータ転送と操作機能でシームレスに統合された、業界が認めた標準ドライバーにアクセスできるようになります。このチュートリアルでは、Informatica PowerCenter でシンプルなWorkflow を作成してOffice 365 のデータを抽出し、フラットファイルにロードする方法について説明します。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。

  1. Office 365 をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
  2. 多様なアプリケーション、ツールにOffice 365 のデータを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定
  4. 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてOffice 365 の接続を設定、2.Informatica PowerCenter 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとOffice 365 への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからOffice365 ODBC Driver の無償トライアルをPowerCenter サーバーとクライアントマシーンにドライバーをインストールします。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

どちらにおいても、データソースのODBC DSN で接続プロパティを指定します。これはドライバーインストール時の最後の手順にあたります。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってODBC DSN を作成および設定できます。

Office 365 はOAuth 認証標準を利用しています。OAuth を使って認証するには、アプリケーションを作成してOAuthClientId、OAuthClientSecret、およびCallbackURL 接続プロパティを取得しなければなりません。認証方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。

PowerCenter でETL ワークフローを作成する

次のステップに従ってPowerCenter でワークフローを作成し、Office 365 のデータをプルしてフラットファイルにプッシュします。

ODBC ドライバーを使用してソースを作成する

  1. %INFA_HOME%\clients\PowerCenterClient\client\bin にあるpowrmart.ini ファイルで、次の行をODBCDLL セクションに追加します。
    CData=PMODBC.DLL
  2. PowerCenter Workflow Manager で新しいODBC リレーショナル接続を追加し、ユーザー名とパスワードのプロパティをODBC Driver がインストールされているマシンのユーザーに設定して、接続文字列をドライバーのSystem DSN(CData Office365 Sys)に設定します。 Create a Relational Connection to the DSN (QuickBooks Online is shown.)
  3. PowerCenter Designer でリポジトリに接続し、フォルダを開きます。
  4. 「Source Analyzer」を選択してソースメニューをクリックし、「Import from Database」を選択します。 Import from Database
  5. ODBC データソースのドロップダウンメニューで、以前構成したDSN(CData Office365 Sys)を選択します。
  6. 「connect」をクリックし、含めるテーブルとビューを選択します。
  7. 「OK」をクリックします。 Select DSN and Tables/Views to Import (QuickBooks Online is shown.)

ソースを使用してフラットファイルターゲットを作成する

  1. 「Targets Analyzer」を選択し、以前に作成したソースをワークスペースにドラッグアンドドロップします。既存のソースを使用することで、カラムがターゲットにコピーされます。
  2. 新しいターゲットを右クリックし、「edit」をクリックしてデータベースタイプをフラットファイルに変更します。 Create a Flat File target for the Workflow.

Office 365 のデータとフラットファイル間のマッピングを作成する

  1. 「Mapping Designer」をクリックします。
  2. ソースとターゲットをワークスペースにドラッグします。(プロンプトが表示されたら、新しいマッピングに名前を付けます。) Create a new Mapping.
  3. ワークスペースで右クリックし、「Autolink by Name」を選択します。
  4. カラムをソース修飾子からターゲット定義にドラッグします。 Link columns from source to target.
  5. フォルダをセーブ(Ctrl + S)します。

マッピングを使用してワークフローを作成する

ソース、ターゲット、マッピングを作成して保存したら、ワークフローを作成することができるようになります。

  1. マッピングを右クリックして「generate workflow」を選択し、「Workflow Generation」ウィザードを開きます。
  2. 再利用不可のセッションでワークフローを作成します。
  3. (以前作成した関連する接続への)接続オブジェクトが適切に構成されていることを確認してプレフィックスを設定します。
  4. 必要に応じて接続を設定します。
  5. ワークフローを確認して「Finish」をクリックします。

ワークフローを作成したら、PowerCenter Workflow Manager を開いてワークフローにアクセスして開始し、Office 365 のデータをフラットファイルに素早く転送できます。ODBC Driver for Office365 を使用して、ソースとターゲットをPowerCenter から設定することで、Informatica PowerCenter でOffice 365 のデータをお好みのエレガントで強力な機能に統合することができます。

Office 365 からInformatica PowerCenter へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください

このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。