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こんにちは!リードエンジニアの杉本です。
CData JDBC Driver for Exchange は、JDBC 標準をインプリメントし、BI ツールからIDE まで幅広いアプリケーションでMicrosoft Exchange への接続を提供します。この記事では、超高速開発ツールであるWagby からMicrosoft Exchange に接続一覧表示する方法を説明します。
以下のようにWagbyの一覧画面で Microsoft Exchange から取得したデータを表示する画面を作成します。
まず、WagbyとMicrosoft Exchangeの連係のために使用するCData Microsoft Exchange JDBC Driverのダウンロード・インストールを実施します。
CData Microsoft Exchange JDBC Driverは下記URLより30日間試用版が入手できます。
https://www.cdata.com/jp/drivers/exchange/jdbc/
ダウンロード後、ZIPファイルを解凍しsetup.jarを実行します。
「cdata.jdbc.exchange.jar」
「cdata.jdbc.exchange.lic」
続いてCData DriverをWagbyで使用できるようにするための、データベース設定ファイルをWagby上へ配置します。
cdata.database_label=CData Microsoft Exchange Driver
cdata.database_type=cdata
cdata.driver=cdata.jdbc.exchange.ExchangeDriver
cdata.url=jdbc:exchange:User='[email protected]';Password='myPassword';Server='https://outlook.office365.com/EWS/Exchange.asmx';Platform='Exchange_Online';
cdata.quoteid=\"
cdata.quotewhere=
cdata.quoteidinwhere=\"
cdata.quoteidforhibernate=\"
cdata.hibernateDialect=jp.jasminesoft.jfc.hibernate.dialect.SQLServer2012Dialect
cdata.maxTablenameLength=128
cdata.maxIndexnameLength=128
cdata.maxColumnnameLength=128
cdata.maxLengthStringDataType=nvarchar(1000)
cdata.characterLargeObjectDataType=NVARCHAR(MAX)
cdata.supportTimeDataType=false
cdata.searchStringEscapeInLike=\\
cdata.createSequenceDDL=CREATE SEQUENCE $QUOTEID$SEQNAME$QUOTEID
$MINVALUE$MAXVALUESTART WITH $START NO CACHE CYCLE
cdata.sequenceDML=SELECT NEXT VALUE FOR $QUOTEID$SEQNAME$QUOTEID
cdata.springBatchDDL=batch_sqlserver.ddl
cdata.masterDDL=master_sqlserver2000.ddl
cdata.validationQuery=SELECT 1
それでは実際にWagbyで Microsoft Exchange のデータを読み込むための設定を行っていきます。
Wagbyはシステムを構成するための基軸となるデータを保管するためのメインデータベースと外部データを参照するためのサブデータベースで構成されています。CData Driver はこのサブデータベースを利用することで、各データソースからシームレスにデータの参照を実施できます。
http://localhost:8920/wagbydesigner/logon.jsp
データベース:CData Microsoft Exchange Driver
接続URL:jdbc:exchange:User='[email protected]';Password='myPassword';Server='https://outlook.office365.com/EWS/Exchange.asmx';Platform='Exchange_Online';
ユーザー名:使用しませんが、必須項目のため適当な文字列を入力します。
パスワード:使用しませんが、必須項目のため適当な文字列を入力します。
続いて、対象サービスと連携するモデルの作成を実施します。
「テーブルを作成する」 ← チェックを外します。
「物理テーブル名」 ← 上記テーブル名と同じ名称を指定します。
「サブデータベース」 ← 手順2で指定したサブデータベースを選択します。
ビルドを実行し、サブデータベース・モデルの設定値をビルドファイルに反映させます。ビルドはサブデータベースを指定したため、フルビルドで行ってください。
実際にユーザーが使用する画面を用いて、動作確認を実施します。
このように Exchange 内のデータを API を書くことなく Wagby 上で処理することができるようになります。
サポートされるSQL についての詳細は、ヘルプドキュメントの「サポートされるSQL」をご覧ください。テーブルに関する情報は「データモデル」をご覧ください。