Jetty コネクションプールからMicrosoft Exchange のデータに連携。

こんにちは！ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData JDBC Driver for Exchange は、Java Web アプリケーションに簡単に統合して利用することができます。本記事では、Jetty でドライバーをコネクションプールとして設定することで、効率的にMicrosoft Exchange のデータをアプリケーションで連携利用する方法を説明します。Jetty でJNDI resource for Exchange を設定します。

DBC Driver for Exchange を JNDI Data Source として設定

次の手順で、Jetty とMicrosoft Exchange の接続を確立します。

1. Jetty ベースでJNDI モジュールを有効化します。JNDI を有効化するコマンドラインは以下の通り:

   java -jar ../start.jar --add-to-startd=jndi
2. JDBC Driver の.jar ファイルと.lic ファイル（インストールディレクトリのlib フォルダ下）をcontext path のlib フォルダに配置します。
3. リソースおよびスコープを宣言します。リソース宣言で必要な接続プロパティを入力します。この例では、Microsoft Exchange のデータソースをWeb アプリケーションのWEB-INF\jetty-env.xml レベルにdeclare しています。
   <Configure id='exchangedemo' class="org.eclipse.jetty.webapp.WebAppContext"> <New id="exchangedemo" class="org.eclipse.jetty.plus.jndi.Resource"> <Arg><Ref refid="exchangedemo"/></Arg> <Arg>jdbc/exchangedb</Arg> <Arg> <New class="cdata.jdbc.exchange.ExchangeDriver"> <Set name="url">jdbc:exchange:</Set> <Set name="User">'[email protected]'</Set> <Set name="Password">'myPassword'</Set> <Set name="Server">'https://outlook.office365.com/EWS/Exchange.asmx'</Set> <Set name="Platform">'Exchange_Online'</Set> </New> </Arg> </New> </Configure>

   Exchange への接続には、User およびPassword を指定します。さらに、接続するExchange サーバーのアドレスとサーバーに関連付けられたプラットフォームを指定します。

4. Web xml でリソースを設定します:

   jdbc/exchangedb javax.sql.DataSource Container

5. これで、java:comp/env/jdbc/exchangedb へのルックアップでMicrosoft Exchange のデータにアクセスできます: InitialContext ctx = new InitialContext(); DataSource myexchange = (DataSource)ctx.lookup("java:comp/env/jdbc/exchangedb");

Jetty にさらに統合

ここでは、シンプルなコネクションプーリングシナリオでのドライバーの接続について説明しました。追加での連携ケースについては、Jetty ドキュメントのWorking with Jetty JNDI 　参照してください。