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Informatica Cloud でMicrosoft Exchange とデータ連携

CData JDBC Driver とInformatica Cloud Secure Agent を使って、Informatica Cloud からリアルタイムMicrosoft Exchange のデータにアクセスできます。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2022-08-14
exchange ロゴ

CData

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Informatica Cloud ロゴ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

Informatica Cloud を使うと、抽出、変換、読み込み(ETL)のタスクをクラウド上で実行できます。Cloud Secure Agent およびCData JDBC Driver for Exchange を組み合わせると、Informatica Cloud で直接Microsoft Exchange のデータにリアルタイムでアクセスできます。この記事では、Cloud Secure Agent のダウンロードと登録、JDBC ドライバーを経由したMicrosoft Exchange への接続、そしてInformatica Cloud の処理で使用可能なマッピングの生成について紹介します。

Informatica Cloud Secure Agent

JDBC ドライバー経由でMicrosoft Exchange のデータを操作するには、Cloud Secure Agent をインストールします。

  1. Informatica Cloud の「管理者」ページに移動します。
  2. 「ランタイム環境」タブを選択します。
  3. 「Secure Agent のダウンロード」をクリックします。
  4. 「インストールトークン」の文字列を控えておきます。
  5. クライアントマシンでインストーラーを実行し、ユーザー名とインストールトークンを入力してCloud Secure Agent を登録します。

NOTE:Cloud Secure Agent の全サービスが立ち上がるまで、時間がかかる場合があります。

Microsoft Exchange JDBC Driver への接続

Cloud Secure Agent をインストールして実行したら、JDBC ドライバーを使ってMicrosoft Exchange に接続できるようになります。はじめに「接続」タブをクリックし、続けて「新しい接続」をクリックします。接続するには次のプロパティを入力します。

  • 接続名:接続の名前を入力(例:CData Microsoft Exchange Connection)。
  • タイプ:「JDBC_IC (Informatica Cloud)」を選択。
  • ランタイム環境:Cloud Secure Agent をインストールしたランタイム環境を選択。
  • JDBC 接続URL:Microsoft Exchange のJDBC URL に設定。URL は次のようになります。

    jdbc:exchange:User='[email protected]';Password='myPassword';Server='https://outlook.office365.com/EWS/Exchange.asmx';Platform='Exchange_Online';

    Exchange への接続には、User およびPassword を指定します。さらに、接続するExchange サーバーのアドレスとサーバーに関連付けられたプラットフォームを指定します。

    組み込みの接続文字列デザイナー

    JDBC URL の作成の補助として、Microsoft Exchange JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。.jar ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから.jar ファイルを実行します。

    java -jar cdata.jdbc.exchange.jar

    接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

    Using the built-in connection string designer to generate a JDBC URL (Google Sheets is shown.)
  • JDBC Jar ディレクトリ:JDBC ドライバーがインストールされたディレクトリ(Windows の場合、デフォルトではC:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Exchange\)直下のlib フォルダに設定。
  • JDBC Driver Class Name:cdata.jdbc.exchange.ExchangeDriver に設定。
  • ユーザー名:Microsoft Exchange のユーザー名に設定。
  • パスワード:Microsoft Exchange のパスワードに設定。
Configuring the Connection (Google Sheets is shown.

Microsoft Exchange のデータマッピングの作成

Microsoft Exchange への接続設定が完了し、Informatica のどのプロセスでもMicrosoft Exchange のデータにアクセスできるようになりました。以下の手順で、Microsoft Exchange から別のデータターゲットへのマッピングを作成します。

  1. 「データ統合」ページに移動します。
  2. 「新規」をクリックし、「マッピング」タブを開くと表示される「マッピング」を選択します。
  3. 「ソース」ノードをクリックし、表示されるプロパティの「ソース」タブで「接続」と「ソースタイプ」を設定します。 Selecting the Source Connection and Source Type
  4. 「選択」をクリックして、表示されるテーブル一覧からマッピングするテーブルを選択します。 Selecting the Source Object
  5. 「フィールド」タブで、Microsoft Exchange テーブルからマッピングするフィールドを選択します。 Selecting Source Fields to map
  6. 「ターゲット」ノードをクリックし、ターゲットソース、テーブル、およびフィールドを設定します。「フィールドマッピング」タブで、ソースフィールドをターゲットフィールドにマッピングします。 Selecting the Target Field Mappings

マッピングの設定が完了し、Informatica Cloud でサポートされている接続とリアルタイムMicrosoft Exchange のデータの統合を開始する準備ができました。CData JDBC Driver for Exchange の30日の無償評価版をダウンロードして、今日からInformatica Cloud でリアルタイムMicrosoft Exchange のデータの操作をはじめましょう!

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