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こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
JRuby はRuby プログラミング言語の高性能で安定した、完全にスレッド化されたJava 実装です。CData JDBC Driver for DynamicsNAV を使用すると、JRuby からリアルタイムDynamics NAV へのデータ連携を簡単に実装できます。ここでは、Dynamics NAV に接続し、クエリを実行して結果を表示する簡単なJRuby アプリを作成する方法を説明します。
アプリを作成する前に、JDBC Driver のJAR ファイルのインストール場所をメモします。 (通常はC:\Program Files\CDatat\CData JDBC Driver for DynamicsNAV\libにあります。)
JRuby は、JDBC をネイティブにサポートしているため、簡単にDynamics NAV に接続してSQL クエリを実行できます。java.sql.DriverManager クラスのgetConnection 関数を使用してJDBC 接続を初期化します。
Dynamics NAV に接続する前に、サーバーでOData サービスを有効にしておく必要があります。OData サービスを有効にすると、CData 製品はサーバーで発行されるあらゆるサービスにクエリできるようになります。Url を有効なDynamics NAV サーバー組織のルート(例:http://MyServer:7048)およびServerInstance(例:DynamicsNAV71)に設定します。 もしサーバーにService Default Company がない場合は、Company(例:'CRONUS Canada, Inc.')も設定する必要があります。 マルチテナントインストールでは、Tenant にテナントId(例:'Cronus1')を指定します。
認証するには、User およびPassword プロパティを設定して、Dynamics NAV ログインクレデンシャルまたはWindows ユーザークレデンシャルを有効にします。 AuthScheme で適切な認証メソッドを選択します。
JDBC URL の構成については、Dynamics NAV JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.dynamicsnav.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
以下はDynamics NAV の一般的なJDBC 接続文字列です。
jdbc:dynamicsnav:http://myserver:7048;User=myserver\Administrator;Password=admin;ServerInstance=DYNAMICSNAV71;
新しいRuby ファイル(例: DynamicsNAVSelect.rb) を作成してテキストエディタで開き、次のコードをファイルにコピーします。
require 'java'
require 'rubygems'
require 'C:/Program Files/CData/CData JDBC Driver for DynamicsNAV 2018/lib/cdata.jdbc.dynamicsnav.jar'
url = "jdbc:dynamicsnav:http://myserver:7048;User=myserver\Administrator;Password=admin;ServerInstance=DYNAMICSNAV71;"
conn = java.sql.DriverManager.getConnection(url)
stmt = conn.createStatement
rs = stmt.executeQuery("SELECT Name, Prices_Including_VAT FROM Customer")
while (rs.next) do
puts rs.getString(1) + ' ' + rs.getString(2)
end
ファイルが完成したら、コマンドラインからファイルを実行するだけでJRuby でDynamics NAV を表示できるようになります。
jruby -S DynamicsNAVSelect.rb
SQL-92 クエリをDynamics NAV に書き込むと、Dynamics NAV を独自のJRuby アプリケーションに素早く簡単に組み込むことができます。今すぐ無料トライアルをダウンロードしましょう。