各製品の資料を入手。
詳細はこちら →CData
こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。
Denodo Platform は、エンタープライズデータベースのデータを一元管理するデータ仮想化製品です。CData JDBC Driver for DynamicsNAV と組み合わせると、Denodo ユーザーはリアルタイムDynamics NAV のデータと他のエンタープライズデータソースを連携できるようになります。この記事では、Denodo Virtual DataPort Administrator でDynamics NAV の仮想データソースを作成する手順を紹介します。
最適化されたデータ処理が組み込まれたCData JDBC Driver は、リアルタイムDynamics NAV のデータを扱う上で比類のないパフォーマンスを提供します。Dynamics NAV にSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をDynamics NAV に直接渡し、サポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)は組み込みSQL エンジンを利用してクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使ってDynamics NAV のデータを操作および分析できます。
Denodo からリアルタイムDynamics NAV のデータに接続するには、JDBC Driver のJAR ファイルをDenodo の外部ライブラリディレクトリにコピーし、Virtual DataPort Administration Tool から新しいJDBC データソースを作成する必要があります。
Database URI:必要な接続プロパティを使用してJDBC のURL に設定。例えば次のようになります。
jdbc:dynamicsnav:http://myserver:7048;User=myserver\Administrator;Password=admin;ServerInstance=DYNAMICSNAV71;
Database URI の作成については以下を参照してください。
JDBC URL の作成の補助として、Dynamics NAV JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.dynamicsnav.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
Dynamics NAV に接続する前に、サーバーでOData サービスを有効にしておく必要があります。OData サービスを有効にすると、CData 製品はサーバーで発行されるあらゆるサービスにクエリできるようになります。Url を有効なDynamics NAV サーバー組織のルート(例:http://MyServer:7048)およびServerInstance(例:DynamicsNAV71)に設定します。 もしサーバーにService Default Company がない場合は、Company(例:'CRONUS Canada, Inc.')も設定する必要があります。 マルチテナントインストールでは、Tenant にテナントId(例:'Cronus1')を指定します。
認証するには、User およびPassword プロパティを設定して、Dynamics NAV ログインクレデンシャルまたはWindows ユーザークレデンシャルを有効にします。 AuthScheme で適切な認証メソッドを選択します。
データソースを作成したら、Denodo Platform で使用するDynamics NAV のデータの基本ビューを作成できます。
SELECT * FROM cdata_dynamicsnav_customer CONTEXT ('i18n'='us_est', 'cache_wait_for_load'='true')
基本ビューを作成すると、Denodo Platform の他のデータソースと同様にリアルタイムDynamics NAV のデータを操作できるようになります。例えば、Denodo Data Catalog でDynamics NAV にクエリを実行できます。
CData JDBC Driver for DynamicsNAV の30日の無償評価版をダウンロードして、Denodo Platform でリアルタイムDynamics NAV のデータの操作をはじめましょう!ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。