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こんにちは!リードエンジニアの杉本です。
Apache Spark は大規模データ処理のための高速エンジンです。CData JDBC Driver for DynamicsNAV と組み合わせると、Spark はリアルタイムでDynamics NAV のデータに連携して処理ができます。本記事では、Spark シェルに接続してDynamics NAV をクエリする方法について解説します。
CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理がドライバーに組み込まれているため、リアルタイムDynamics NAV と対話するための高いパフォーマンスを提供します。Dynamics NAV に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計など、サポートされているSQL操作を直接Dynamics NAV にプッシュし、組込みSQL エンジンを使用してサポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作)をクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使用してDynamics NAV を操作して分析できます。
まずは、本記事右側のサイドバーからDynamicsNAV JDBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
$ spark-shell --jars /CData/CData JDBC Driver for DynamicsNAV/lib/cdata.jdbc.dynamicsnav.jar
Dynamics NAV に接続する前に、サーバーでOData サービスを有効にしておく必要があります。OData サービスを有効にすると、CData 製品はサーバーで発行されるあらゆるサービスにクエリできるようになります。Url を有効なDynamics NAV サーバー組織のルート(例:http://MyServer:7048)およびServerInstance(例:DynamicsNAV71)に設定します。 もしサーバーにService Default Company がない場合は、Company(例:'CRONUS Canada, Inc.')も設定する必要があります。 マルチテナントインストールでは、Tenant にテナントId(例:'Cronus1')を指定します。
認証するには、User およびPassword プロパティを設定して、Dynamics NAV ログインクレデンシャルまたはWindows ユーザークレデンシャルを有効にします。 AuthScheme で適切な認証メソッドを選択します。
JDBC 接続文字列URL の作成には、Dynamics NAV JDBC Driver にビルトインされたデザイナを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインでJAR ファイルを実行するとデザイナが開きます。
java -jar cdata.jdbc.dynamicsnav.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
scala> val dynamicsnav_df = spark.sqlContext.read.format("jdbc").option("url", "jdbc:dynamicsnav:http://myserver:7048;User=myserver\Administrator;Password=admin;ServerInstance=DYNAMICSNAV71;").option("dbtable","Customer").option("driver","cdata.jdbc.dynamicsnav.DynamicsNAVDriver").load()
Dynamics NAV をテンポラリーテーブルとして登録します:
scala> dynamicsnav_df.registerTable("customer")
データに対して、次のようなカスタムSQL クエリを実行します。
scala> dynamicsnav_df.sqlContext.sql("SELECT Name, Prices_Including_VAT FROM Customer WHERE Name = Bob").collect.foreach(println)
コンソールで、次のようなDynamics NAV のデータを取得できました!これでDynamics NAV との連携は完了です。
CData JDBC Driver for DynamicsNAV をApache Spark で使って、Dynamics NAV に対して、複雑かつハイパフォーマンスなクエリを実行できます。30日の無償評価版 をダウンロードしてぜひお試しください。