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AppSheet は、業務アプリケーションをノーコードで開発できるGoogle 提供のサービスです。モバイル、タブレット、ウェブアプリケーションをノーコードで作成できます。AppSheet とCData Connect Server を一緒に使うことで、簡単にDynamics NAV のデータに連携する業務アプリを開発できます。この記事では、AppSheet とConnect Server を使ってDynamics NAV に連携するシンプルなアプリケーションを作成する方法を紹介します。
CData Connect Server は、Dynamics NAV のデータのインターフェースを仮想SQL Server として提供し、AppSheet でネイティブにサポートされたデータと同じように連携するアプリケーションが作成できます。AppSheet でデータにアクセスするアプリでは、内部でSQL クエリを発行しています。CData Connect Server がAppSheet が発行するSQL クエリ(フィルタリングやJOIN も可能)をパースしてDynamics NAV に送り、AppSheet にDynamics NAV からのデータを返します。インテリジェントなサーバーサイドプロセスで、多様なクエリをパフォーマンス良く利用できます。
AppSheet からCData Connect Server に接続するには、利用するConnect Server インスタンスをネットワーク経由での接続が可能なサーバーにホスティングして、URL での接続を設定する必要があります。CData Connect がローカルでホスティングされており、localhost アドレス(localhost:8080 など)またはローカルネットワークのIP アドレス(192.168.1.x など)からしか接続できない場合、AppSheet はCData Connect Server に接続することができません。
クラウドホスティングでの利用をご希望の方は、AWS Marketplace やGCP Marketplace で設定済みのインスタンスを提供しています。
まずは、右側のサイドバーからCData Connect Server の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。CData Connect Server では、直感的なインターフェースでデータソースへの接続およびAPI エンドポイント作成を行えます。
Dynamics NAV に接続する前に、サーバーでOData サービスを有効にしておく必要があります。OData サービスを有効にすると、CData 製品はサーバーで発行されるあらゆるサービスにクエリできるようになります。Url を有効なDynamics NAV サーバー組織のルート(例:http://MyServer:7048)およびServerInstance(例:DynamicsNAV71)に設定します。 もしサーバーにService Default Company がない場合は、Company(例:'CRONUS Canada, Inc.')も設定する必要があります。 マルチテナントインストールでは、Tenant にテナントId(例:'Cronus1')を指定します。
認証するには、User およびPassword プロパティを設定して、Dynamics NAV ログインクレデンシャルまたはWindows ユーザークレデンシャルを有効にします。 AuthScheme で適切な認証メソッドを選択します。
これで、Dynamics NAV の仮想データベースが作成でき、AppSheet からの連携が可能になりました。
以下の手順を実行することで、CData Connect Server を使ってAppSheet からDynamics NAV のデータソースにアクセスできます。
これで、Dynamics NAV のデータソースが作成されました。いよいよDynamics NAV に連携するアプリを開発します。メニューから「My apps」をクリックします。
これで、選択したテーブルからカラムを選んで、アプリをデザインできます。Preview パネルでデザインしたアプリを確認して、パブリッシュしましょう。
アプリケーションから250以上のSaaS、ビッグデータ、NoSQL、会計、CRM、MA などのツールにSQL でデータ連携するには、CData Connect Server をぜひお試しください。