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こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
Crystal Reports には、JDBC 標準向けのサポートが組み込まれています。この記事では、HCL Domino の機能を持つ帳票を作成するレポート作成ウィザードの使い方を説明します。
CData JDBC Driver for Domino を、ドライバーのJAR をCrystal Reports のクラスパスに含めてインストール:DataDriverCommonElement の下のClassPath element のパスに、 .jar を含むファイルのフルパスを追加します。
CRConfig.xml は通常C:\Program Files (x86)\SAP BusinessObjects\SAP BusinessObjects Enterprise XI 4.0\java に配置されます。— パスはインストールによって若干異なる場合があります。ドライバーのJAR はインストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内にあります。
ClassPath にJAR を追加したら、Crystal Reports を再起動します。
下記の手順に従って、レポート作成ウィザードを使ってHCL Domino 接続を作成します。
ウィザードでJDBC 接続URL を選択します。
jdbc:domino:Server=https://domino.corp.com;Database=names.nsf;Port=3002;SSLClientCertType=PEMKEY_FILE;SSLClientCert=full_path_of_certificate.pem;SSLServerCert=*
ドライバーのクラス名を設定:
cdata.jdbc.domino.DominoDriver
Domino のデータに接続するには、以下のプロパティを設定してください。
Domino は、ログインクレデンシャルまたはAzure Active Directory OAuth アプリケーションを使用した認証をサポートしています。
ログインクレデンシャルで認証するには、以下のプロパティを設定してください:
ドライバーはログインクレデンシャルを使用して、自動的にOAuth トークン交換を実行します。
この認証方法は、Azure Active Directory をIdP として使用してJWTトークンを取得します。Azure Active Directory にカスタムのアプリケーションを作成し、それをIdP として設定する必要があります。そのためには、ヘルプドキュメントの指示に従ってください。その後、以下のプロパティを設定します。
テナントID は、Azure ポータルのAzure Active Directory > プロパティページに表示されているディレクトリID と同じです。
JDBC 接続をHCL Domino に追加したら、レポート作成ウィザードを使ってHCL Domino を帳票に追加できます。
帳票に必要なテーブルやフィールドを選択して、データソースを設定します。この例では、ByName テーブルのName およびAddress カラムを使います。
チャートの種類を設定 ウィザードを完了すると、Crystal Reports はHCL Domino のデータ に実行されるSQL クエリをビルドします。ドライバーは、ライブHCL Domino のデータ に対してクエリを実行します。
データのインポートが終わったら、データをサマライズもしくはソートするチャートやレポートオブジェクトを作成できます。[Insert]>[Chart]をクリックして、チャートエキスパートを開きます。Total Address by Name を表すグラフを作成するには、Name を[On Change Of]メニューセレクションの下のボックスに追加してからAddress を[Show Values]の下のボックスに追加します。
完成した帳票をプレビューして、チャートにデータが入っていることを確認します。Null 値を取り除きたい場合は、SelectionFormula を使います。