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ColdFusion でMicrosoft Dataverse のデータに連携する方法

ColdFusion の標準的なデータアクセスコードでMicrosoft Dataverse にデータ連携。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2021-02-06

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。



CData JDBC Driver for CDS は、ColdFusion のrapid development tools を使ってMicrosoft Dataverse への接続をシームレスに統合します。この記事では、ColdFusion でMicrosoft Dataverse に連携しMicrosoft Dataverse テーブルをクエリする方法を説明します。

ColdFusion にMicrosoft Dataverse のJDBC データソースを作成

下記の手順に従ってMicrosoft Dataverse のデータソースを作成し、ColdFusion アプリケーションへの連携を可能にします。

  1. ドライバーのJAR および.lic ファイルを、インストールディレクトリから C:\ColdFusion10\cfusion\wwwroot\WEB-INF\lib にコピーします。

    ドライバーのJAR およびlicense はインストールディレクトリの[lib]サブフォルダに配置されています。

  2. ドライバーをデータソースとして追加:

    ColdFusion Administrator インターフェースで[Data & Services]ノードを展開し、[Data Sources]>[Add New Data Source]をクリックします。ダイアログが表示されたら、以下のプロパティを入力します。

    • Data Source Name:データソースの名前を入力。名前はColdFusion 変数命名規則に一致する必要があります。
    • Driver:[Other]を選択。
    Adding a JDBC data source to ColdFusion. (Salesforce is shown.)
  3. JDBC Driver のプロパティ設定:

    • JDBC URL:JDBC URL に接続プロパティを入力。JDBC のURL は以下で始まり jdbc:cds: 次に、セミコロン区切りでname=value ペアの接続プロパティを入力します。以下は一般的なJDBC URL です:

      jdbc:cds:OrganizationUrl=https://myaccount.crm.dynamics.com/

      ユーザー資格情報の接続プロパティを設定せずに接続できます。接続に最小限必要な接続プロパティは、以下のとおりです。

      • InitiateOAuth: GETANDREFRESH に設定します。
      • OrganizationUrl: 接続先の組織のURL、例えばhttps://organization.crm.dynamics.com などに設定。
      • Tenant (optional): デフォルトと異なるテナントに認証したい場合は、これを設定します。これは、デフォルトのテナントに所属していない組織と連携するために必要です。

      接続すると、CData 製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、CData 製品にアクセス許可を与えます。CData 製品がOAuth プロセスを完了します。

    • Driver Class:ドライバーのクラスを入力。ドライバークラスは、以下のとおりです。cdata.jdbc.cds.CDSDriver
    • Driver Name:ユーザー定義のドライバー名を入力。ドライバー名はColdFusion Administrator コンソールでデータソースを認識するために使われます。
    • Username:認証するユーザーネームを入力。
    • Password:認証するパスワードを入力。
Required connection properties specified in the JDBC URL. (Salesforce is shown.)

[Actions] カラムのCData Microsoft Dataverse のデータソースを有効にして、接続をテストできます。ステータスがOK になったら、Microsoft Dataverse のデータソースを使うことができます。

Test the connection in the Actions column. (Salesforce is shown.)

クエリを実行

下記の手順に従って、Microsoft Dataverse の基準に合ったレコードをクエリし、結果をHTML テーブルに出力する簡単なアプリケーションを作成します。

  1. 新規ColdFusion markup ファイルでクエリを定義:C:\ColdFusion10\cfusion\wwwroot directory for ColdFusion の.cfm ファイルに次のコードを入力:

    <cfquery name="CDSQuery" dataSource="CDataCDS"> SELECT * FROM Accounts </cfquery>

    Note:CData JDBC Drivers は、cfqueryparam エレメントを使ってパラメータ化されたクエリもサポートします。例:

    <cfquery name="CDSQuery" dataSource="CDataCDS"> SELECT * FROM Accounts WHERE Name = <cfqueryparam>MyAccount</cfqueryparam> </cfquery>
  2. CFTable を使ってHTML にテーブルを出力:

    <cftable query = "CDSQuery" border = "1" colHeaders colSpacing = "2" headerLines = "2" HTMLTable maxRows = "500" startRow = "1"/> <cfcol header="<b>AccountId</b>" align="Left" width=9 text="#AccountId#"></cfcol> <cfcol header="<b>Name</b>" align="Left" width=4 text="#Name#"></cfcol> </cftable>
  3. コードを実行してグリッドを表示します。

    Query results in an HTML table. (Salesforce is shown.)

HTML 部分を含む以下のフルコードが利用できます。

<html> <head><title>Hello World</title></head> <body> <cfoutput>#ucase("hello world")#</cfoutput> <cfquery name="CDSQuery" dataSource="CDataCDS"> SELECT * FROM Accounts </cfquery> <cftable query = "CDSQuery" border = "1" colHeaders colSpacing = "2" headerLines = "2" HTMLTable maxRows = "500" startRow = "1"> <cfcol header="<b>AccountId</b>" align="Left" width=9 text="#AccountId#"></cfcol> <cfcol header="<b>Name</b>" align="Left" width=4 text="#Name#"></cfcol> </cftable> </body> </html>

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