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こんにちは!リードエンジニアの杉本です。
Unifinity は、iOS / Android / Windows のマルチOS 向けのモバイルアプリ開発が可能なプラットフォームです。Unifinity Studio という専用のツールで、UIをベースにアプリ画面をデザインしたり、DB・APIなどと連動した処理・ロジックを作成することができます。Unifinity では、REST API への接続ができるため、CData の製品を組み合わせることで対応データソースを増やすことができます。この記事では CData API Server と ADO.NET Provider for Azure Data Catalog を使って、Unifinity でAzure Data Catalog にデータ連携するモバイルアプリを開発する方法を説明します。
次のステップに従い、セキュアな REST API サービスを立ち上げます
API Server はサーバー上で稼働します。Windows 版は、製品に組み込まれているスタンドアロンのサーバーかIIS に配置して稼働させることができます。Java 版では、Java servlet コンテナにAPI Server のWAR ファイルを配置します。 デプロイの詳細は製品ヘルプを参照してください。API Server を Microsoft Azure、 Amazon EC2、Heroku にデプロイする方法はKB に記事があります。
API Server の管理コンソールで[設定]→[接続]から新しい接続を追加してAzure Data Catalog を追加します。
Azure Data Catalog のアイコンがデフォルトのAPI Server の接続先にない場合には、API Server がJava 版の場合はJDBC Drivers、API Server がWindows 版の場合はADO.NET Data ProvidersからAzure Data Catalog ドライバーをAPI Server と同じマシンにインストールして、API Server を再起動します。
Azure Data Catalog への接続に必要な認証情報を入力します。接続のテストを行い、接続を確認して、設定を保存します。
Azure Data Catalog の認証にはOAuth を使用します。CData 製品では組込みOAuth が利用できるので、接続プロパティを設定することなく接続を試行するだけで、ブラウザ経由でAAS に認証できます。詳しい設定方法については、ヘルプドキュメントの「Azure Data Catalog への認証」セクションを参照してください。
設定は任意ですが、CatalogName プロパティを設定することでAzure Data Catalog から返されるカタログデータを明示的に指定できます。
CatalogName:Azure Data Catalog に紐づいているカタログ名に設定。空のままにすると、デフォルトのカタログが使用されます。カタログ名は、「Azure Portal」->「データカタログ」->「カタログ名」から取得できます。
接続を確立後、[設定]→[リソース]の画面で からREST API として公開するエンティティを選択します。
[設定]→[ユーザー]からAPI にアクセスできるユーザーの認証設定を行います。API Server はトークンでの認証を行うことができます。 IP アドレスでAPI へのアクセスを制限することも可能です。デフォルトではローカルマシンからのアクセスのみが許可されています。SSL の設定も可能です。
オンプレミスRDB やExcel/CSV などのファイルのデータを使用する場合には、API Server のCloug Gateway / SSH ポートフォワーディングが便利です。是非、Cloud Gatway の設定方法 記事を参考にしてください。
Unifinity から APIServer への接続設定をしていきます。
このように Azure Data Catalog 内のデータを簡単にUnifinity で作成するモバイルアプリで使用することができるようになります。
CData API Server は、無償版および30日の無償トライアルがあります。是非、API Server ページ から製品をダウンロードしてお試しください。