製品をチェック

Azure Driver の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

Azure Storage アイコン Azure JDBC Driver 相談したい

リアルタイムなAzure テーブルストレージデータを組み込んだパワフルなJava アプリケーションを短時間・低コストで作成して配布できます。

APOS Live Data Gateway でAzure Table のデータのセマンティックレイヤービューを構築

APOS Live Data Gateway からCData Connector for Azure Tableを使って、Azure Table のデータのセマンティックレイヤービューを構築します。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-12-12
azure ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
SAP ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

APOS Live Data Gateway(LDG)は、SAP Analytics Cloud をはじめとするSAP ソリューションのリアルタイムデータ接続やデータソースオプションの拡張を実現する、データ連携およびデータ変換ソリューションです。CData コネクタと組み合わせると、ユーザーはリアルタイムAzure Table のデータのセマンティックレイヤービューを構築し、リレーショナルデータベースを扱うのと同じようにAzure Table のリアルタイム分析を行うことができます。

最適化されたデータ処理が組み込まれたCData コネクタは、リアルタイムAzure Table のデータを扱う上で比類のないパフォーマンスを提供します。Azure Table に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をAzure Table に直接プッシュし、サポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)は組み込みSQL エンジンを利用してクライアント側で処理します。 組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使ってAzure Table のデータを操作および分析できます。

コネクタファイルのダウンロードおよびインストール

APOS Live Data Gateway を経由してAzure Table のデータにアクセスするには、APOS からコネクタファイルをダウンロードしてLive Data Gateway をホストするマシンにインストールする必要があります。APOS の担当者から必要なファイルが届きます。

  • CData DLL ファイル(System.Data.CData.AzureTables.dll)をAPOS Live Data Gateway のインストールディレクトリ(デフォルトではC:\Program Files\Live Data Gateway\Admin\)にインストールします。
  • CData JAR ファイル(cdata.jdbc.azuretables.jar)をインストールディレクトリ(デフォルトではC:\Program Files\Live Data Gateway\Admin\ConnectionTest_lib\)のConnectionTest_lib フォルダにインストールします。
  • CData JAR ファイル(cdata.jdbc.azuretables.jar)をWeb UI インストールディレクトリ(例:C:\LDG_WebUI\lib\)のlib フォルダにインストールします。

Azure Table 接続文字列の設定

APOS Live Data Gateway からAzure Table への接続を確立する前に、Azure Table のJDBC 接続文字列を構築する必要があります。

組み込みの接続文字列デザイナー

JDBC 接続文字列作成の補助として、Azure Table JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。

java -jar cdata.jdbc.azuretables.jar

接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

Account プロパティをストレージアカウント名に設定し、ストレージアカウントのAccessKey を設定して接続します。これらの値を取得する方法は次のとおりです。

ストレージをBackend として使用している場合(デフォルト)

  • Azure ポータルにログインし、左側の「サービス」メニューで「ストレージアカウント」を選択します。
  • ストレージアカウントがない場合は、「追加」ボタンをクリックしてアカウントを作成します。
  • 使用するストレージアカウントのリンクをクリックし、「設定」の「アクセスキー」を選択します。 「アクセスキー」ウィンドウには、ストレージアカウント名とCData 製品で使用するキー(接続にはkey1またはkey2のどちらかを使用できます)が含まれています。これらのプロパティは、それぞれAccount とAccessKey 接続プロパティにマッピングされます。

Azure SQL への接続

  • Azure ポータルにログインし、左側の「サービス」メニューで「Azure Cosmos DB」を選択します。
  • 使用するCosmos DB アカウントのリンクをクリックし、「設定」の「接続文字列」を選択します。 「接続文字列」ウィンドウには、Cosmos DB アカウント名とCData 製品で使用する主キーが含まれています。これらのプロパティは、それぞれAccount とAccessKey 接続プロパティにマッピングされます。

接続文字列は以下のようになります。

jdbc:AzureTables:AccessKey=myAccessKey;Account=myAccountName;

Azure Table への接続とセマンティックレイヤービューの作成

コネクタファイルのインストールと接続文字列の設定が完了したら、Live Data Gateway Admin ツールでAzure Table に接続し、Live Data Gateway Web UI でセマンティックレイヤービューを構築していきましょう。

Azure Table への接続を構成

  1. APOS Live Data Gateway Manager にログインします。
  2. まだAPOS LDG のライセンスファイルを更新していない場合は、更新してください。
    1. 「File」->「Configurations」をクリックします。
    2. License の「...」メニューをクリックします。
    3. APOS チームで CData Connector ライセンスを含むライセンスファイルを選択します。
  3. APOS Live Data Gateway Manager で、「Add」をクリックします。
  4. APOS Live Data Gateway のConnection タブで、接続を設定します。
    • Data Source を「Database」に設定します。
    • Database を「CData Drivers」に設定します。
    • Database CData Drivers を「Azure Table」に設定します。
    • Connection String を、以下の例のような先に構築した接続文字列に設定します。 jdbc:AzureTables:AccessKey=myAccessKey;Account=myAccountName;
    • Driver Class を「cdata.jdbc.azuretables.AzureTablesDriver」(デフォルト設定)に設定します。
  5. 「Test Connection」をクリックします。
  6. 「Save」をクリックします。
  7. 接続に固有の接頭辞を付けます(例:"azuretables")。
  8. 新しく作成した接続をハイライトし、「File」->「Approve Users For Web UI」をクリックします。
  9. ビューを作成する適切なDB ユーザーを承認し、「Save」をクリックします。

これで、Live Data Gateway Web UI でセマンティックレイヤービューを構築する準備が整いました。

セマンティックレイヤービューを作成

  1. ブラウザで、APOS Live Data Gateway Portal に移動します。
  2. Connection(例:"azuretables")を選択します。
  3. Azure Table は認証にUser やPassword を必要としないため、User NamePassword には任意の値を使用できます。
  4. 「Login」をクリックします。
  5. 接続後、「Semantic Layer」をクリックし、新しいセマンティックレイヤービューを作成します。
  6. 「New Semantic Layer View」をクリックします。
  7. Semantic Layer View Prefix およびSemantic Layer View Name を設定します。
  8. 「Step 2」をクリックします。
  9. ビューに追加したいテーブルとカラムを選択します。
  10. 「Step 3」をクリックします。
  11. 利用可能なテーブルのカラムでMeasure を選択します。
  12. 「Step 5」をクリックします(「Extra Dimensions」ステップはスキップします)。
  13. 任意のVariable Prompt を追加します。
  14. 「Step 6」をクリックします。
  15. 任意のTable Join を定義します。
  16. 「Review」をクリックします。
  17. セマンティックレイヤービューを確認し、「Save」をクリックします。

セマンティックレイヤービューを作成できたので、APOS Live Data Gateway を経由してAzure Table のデータにアクセスする準備が整い、SAP Analytics Cloud や他のSAP ソリューションからAzure Table のデータへのリアルタイムデータ接続が可能になりました。

詳細と無料トライアル

APOS Live Data Gateway でリアルタイムAzure Table のデータを扱うための詳細は、APOS Systems - APOS Solutions - Request Evaluation Software で評価用ソフトウェアをリクエストするか、[email protected] にメールでお問い合わせください。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。