製品をチェック

AlloyDB ODBC Driver の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

AlloyDB アイコン AlloyDB ODBC Driver 相談したい

AlloyDB ODBC ドライバーは、ODBC 接続をサポートする任意のアプリケーションからリアルタイムなAlloyDB アカウントデータに直接接続できるパワフルなツールです。標準のODBC ドライバーインタフェースを使用して、データベースのようにAlloyDB データにアクセスし、読み、書き、更新を実行できます。

Web 帳票ツール PrintStream でAlloyDB のデータを利用した帳票を作成

Web 帳票ツールPrintStream とAlloyDB ODBC Driver を使ってAlloyDB のデータを利用した帳票を作成する方法

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-03-24

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

PrintStream は株式会社オープンストリームが提供するWeb システムでの帳票印刷、PDF 生成機能を強力にサポートする帳票ツールです。

この記事では、PrintStream と CData ODBC ドライバを使って、PrintStream でAlloyDB のデータを利用した帳票を作成する方法を紹介します。

PrintStream からAlloyDB にデータ連携。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。

  1. AlloyDB をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
  2. 多様なアプリケーション、ツールにAlloyDB のデータを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定
  4. 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてAlloyDB の接続を設定、2.PrintStream 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとAlloyDB への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからAlloyDB ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

  1. ODBC DSN に必要な接続プロパティの値を入力します。 組み込みのMicrosoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用してDSN を構成できます。 これは、ドライバーのインストール時の最後のステップでも可能です。 Microsoft ODBC データソースアドミニストレータを使用してDSN を作成および設定する方法については、ヘルプドキュメントの「はじめに」の章を参照してください。

    AlloyDB 接続プロパティの取得・設定方法

    AlloyDB に接続するには、次の接続プロパティが必要です。

    • Server:AlloyDB データベースをホスティングしているサーバーのホスト名またはIP アドレス。
    • Port(オプション):AlloyDB データベースをホスティングしているサーバーのポート。このプロパティはデフォルトで5432に設定されます。
    • User:AlloyDB サーバーに認証する際に使われるユーザー。
    • Password:AlloyDB サーバーに認証する際に使われるパスワード。
    • Database(オプション):AlloyDB サーバーに接続する場合のデータベース。設定されていない場合は、ユーザーのデフォルトデータベースが使用されます。

    AlloyDB への認証

    標準認証

    標準認証(事前に提供されたユーザーとパスワードの組み合わせを使用)は、デフォルトの認証形式です。

    標準認証で接続する場合は、これ以上のアクションは必要ありません。

    pg_hba.conf 認証スキーム

    CData 製品がサポートしている他の認証方法では、AlloyDB サーバー上のpg_hba.conf ファイルで有効化する必要があります。

    AlloyDB サーバーでの認証の設定については、こちらを参照してください。

    MD5

    pg_hba.conf ファイルのauth-methodmd5 に設定すると、MD5 パスワード検証を使用して認証できます。

    SASL

    CData 製品は、SASL(特にSCRAM-SHA-256)でパスワードを検証することで認証できます。

    この認証方法を使用するには、pg_hba.conf ファイルのauth-methodscram-sha-256 に設定します。

    Kerberos

    Kerberos 認証は、CData 製品が接続を試行している際にAlloyDB サーバーで開始されます。この認証方法を有効化するには、AlloyDB サーバーでKerberos を設定します。AlloyDB サーバーでのKerberos 認証の設定を完了したら、CData 製品からKerberos 認証を行う方法については、ヘルプドキュメントの「Kerberos の使用」セクションを参照してください。

  2. DSN設定
  3. 入力後、接続テストが成功すれば設定は完了です。

PrintStream で帳票をデザインする

それでは PrintStream 側の作業を進めていきます。

  1. 今回はシンプルに以下のようなAlloyDB のデータを一覧表示する帳票を作成します。
  2. 以下のようにリージョンを配置して、中にレコードとテキストフィールドを配置します。最終的にテキストフィールドにAlloyDB のデータをそれぞれマッピングするイメージです。
  3. 詳しい手順は割愛しますが、ヘルプの「PrintStream」チュートリアルにある「一覧表作成」を参考にしてみてください。

PrintStream でODBC 接続を行う

デザインが完了したらODBC 経由でデータを読み込みます。

  1. 「印刷データウィザード」を使ってODBC 接続経由でAlloyDB のデータを読み込みます。
  2. データの取得方法から「ODBC データベース」を選択し、「次へ」をクリック
  3. データベースの「参照」をクリックし
  4. 「コンピューターデータソース」の一覧から先ほど設定したODBC DSN を選択します。
  5. データベースの設定が完了したら、データの検索方法から「テーブルまたはビューを選択」もしくは「SQL を記述」を選択します。今回は「テーブルまたはビューを選択」を使ってみます。
  6. 「テーブルまたはビューを選択」では、最初に任意のテーブルまたはビューを選択します。ここでデータサンプルも表示されるので、AlloyDB のデータを確認しながら選ぶことができます。
  7. 続いて絞り込み条件を指定します。任意の条件を指定してください。
  8. 併せてソート条件も指定しましょう。
  9. 最後に帳票デザインに配置した印刷フィールドと読み込んだデータ項目をマッピングします。

印刷プレビュー

印刷プレビューで実際に帳票へデータが取り込めているか確認してみましょう。

  1. 下図のアイコンもしくは「F5」を押下することでプレビューが実施できます。
  2. 以下のようにODBC 経由で取り込んでいるデータが表示されればOK です。

AlloyDB からPrintStream へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください

このようにCData ODBC Driver for AlloyDB とPrintStream を組み合わせることで、簡単にAlloyDB のデータを活用した連携を実現できます。ぜひ、30日の無償評価版 をお試しください。

CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。