CData Virtuality 4.9 リリース

CData Virtuality 4.9 リリース

こんにちは。CData Software Japan の色川です。

先日、CData Virtuality 4.9 アップデートがリリースされました。今回のアップデートでは、Virtuality のセキュリティメカニズムやクラスタリングがアップデートされ、より高い信頼性・可用性を実現するプラットフォームへと進化しています。

また、Virtuality 4.9 からAnalytics Storage として新たにBigQuery がサポートされました。

もちろん今回のアップデートでも「kintone コネクタ」を含む、複数のコネクタが新しく搭載されています。なかでも先日開催したローンチイベントでロードマップの1つとして紹介していた「kintone コネクタ」が4.9 で早くもリリースされました。

また日本のお客さまからたくさんの期待をいただいていた「日本語版のヘルプドキュメント」も今回のアップデートから活用いただけるようになりました。

この記事では、CData Virtuality 4.9 アップデートの主なポイントについてご紹介します。

セキュリティメカニズムのアップデート

Virtuality 4.9 では、セキュリティ管理フレームワークがこれまでのPicketBox からElytron にアップデートされました。これによりセキュリティ管理が一元化・シンプル化され、一貫したセキュリティソリューションを提供することができるプラットフォームへと進化しています。

Elytron へのアップデートにより、サードパーティーのVault との統合をサポートできる点もポイントです。まずはAzure Key Vault のサポートが、次のバージョン4.10 でリリースされる予定です。

クラスタリングの改善

Virtuality 4.9 では、高い可用性を必要とする場合に不可欠なクラスタリングが大幅に改善されました。クラスタリング構成でのスケーラビリティ・信頼性およびパフォーマンスが大きく向上しています。

この改善により、Virtuality は複数のノード間でワークロードをより効果的に実行することができるようになり、仮想統合プラットフォームとしてのサービス継続性がさらに向上しています。また、高負荷となる利用状況下でも、従来よりスムーズにデータが処理されるようになり、より良いユーザーエクスペリエンスが期待できます。この改善は高い可用性・信頼性とスケーラビリティを求めるエンタープライズユースのユーザーには特に喜んでいただけるポイントだと思います。

Analytics Storage でBigQuery をサポート

Google Cloud のBigQuery は日本でも人気の高いフルマネージドなデータウェアハウスです。Virtuality では、すでにデータソースとしてBigQuery をサポートしていますが、4.9 ではAnalytics Storage でもBigQuery を利用できるようになりました。

Analytics Storage でBigQuery をサポート

Virtuality のAnalytics Storage は、Virtuality がマテリアライゼーションを配置したり、レプリケーション先として利用するための特別なデータベースです。BigQuery をAnalytics Storage として利用すれば、BigQuery が提供する強力なサーバーレスアーキテクチャのメリットを享受することができます。

なお、Virtuality 4.9 では、Analytics Storage でのBigQuery サポートはDeveloper Preview として先行提供されている機能です。ご関心ある方はぜひお試しください。お気づきの点などあればぜひフィードバック頂けると嬉しいです。

kintone を含む7 つの新規コネクタ

データ仮想化プラットフォームであるVirtuality では、多様なデータソースへの接続性(コネクティビティ)は重要です。もちろん今回のアップデートでも複数のコネクタが新しく搭載されています。

なかでも先日開催したローンチイベントでロードマップの1つとして紹介していた「kintone コネクタ」が、今回の4.9 リリースで早くも搭載されました。

幅広い業務での活用が進み、よりエンタープライズな利用シーンも増えている「kintone」のデータを仮想統合したいという声は、日本のお客さまからは本当に多く寄せていただいていました。もちろんVirtuality のkintone コネクタでも、そのコアテクノロジーには、豊富な機能と実績を持ち、品質が鍛え上げられているCData kintone Driver を利用しています。

kintone コネクタ

kintone のデータを基幹システムや他のアプリケーション・SaaS などにあるデータと統合して分析したい、といったシナリオはよく伺いますが、EAI/ETL 的なデータ移動のプロセスをともなわずに仮想的な統合アプローチで検討したいニーズをお持ちの皆さまは、ぜひVirtuality 4.9 のkintone コネクタをお試しください。

kintone コネクタ

Virtuality 4.9 ではkintone を含め、以下のSource コネクタが新たに搭載されています。

  • Jira
  • Kintone
  • Paylocity
  • Sage Intacct
  • ServiceNow
  • Workday
  • Zuora

日本語版のヘルプドキュメント

日本でVirtuality の提供を開始して以来、多くのお客さまから期待をいただいていた「日本語版のヘルプドキュメント」も、今回の4.9 アップデートから活用いただけるようになりました。

https://www.cdata.com/jp/virtuality/docs/v4/

日本語版のヘルプドキュメント

なお、Virtuality の日本語版ヘルプドキュメントでは、データ仮想化プラットフォームであるVirtuality の豊富なドキュメントページを、よりタイムリーにお届けするために、一部に機械翻訳を活用しています。ドキュメントへのフィードバックもぜひお気軽にお寄せください。

まとめ

この記事では、CData Virtuality 4.9 アップデートの主なポイントについてご紹介しました。

今回のアップデートではこの記事で取り上げたポイント以外にも多くの機能強化・機能改善が施されています。データ仮想化プラットフォームに関心を持たれている方は、より進化したCData Virtuality をぜひ試してみてください。

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https://www.cdata.com/jp/virtuality/

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https://www.cdata.com/jp/support/submit.aspx

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